2012年03月29日

第一章 魔女狩り編 その9      表

え〜と、どうしよ。
私のモノになれなんて言われた事ないから、ちょっと困る。
というより、そんなプロポーズを10才ぐらいの子にされてもなぁ…。
ん?つ〜か、これプロポーズなのか??

「あぁ〜、友達からでどう?」

「友達だと?

ふははははは。

悪の吸血鬼に友達など必要ない!!」

どうしろというんですか!?
あなたは!?

というか、なんか友達がいない言い訳に聞こえてきたよ。
なんか言いそうじゃない?

『俺みたいな大物に付いてこれる奴がいないだけさ。』

とか、友達がいない人は特に言いそうなんだけど…。

そうか、友達がいないのか…。
めちゃくちゃ可哀想だな。

「OK、分かった。」

「それは、私のモノっていう事だな?」

「違う違う。

エヴァちゃんの友達一号にオレがなってやるから、安心しな〜。」

「友達はいらぬと言

って、頭を撫でるな!!」

おっと、思わず頭を撫でていたらしい。
というか、そんなに撫でやすい位置に頭があるからダメなんだよ。
うん。

「はいはい、照れない照れない。

それに、貴様じゃ〜だめだな。
出来れば、テツ兄ぃとかって呼んでくれればベストなんだけど。」

「貴様は貴様だ十分だ!!

だ〜か〜ら、撫でるなと言っているだろうが!!」

なんか、こっちに来てから初めてだよ。
こんなにのんびりと話が出来るのは。

ぶっちゃけ、さっきまで頭を回転させまくって、ピリピリとした雰囲気のなかで演技してって、心休まる時がなかったしな〜。
おっと、そういえば魔女狩りの被害の人達どうしよ?

街に置き去りにするワケにもいかなかったから、とりあえず連れて来ちゃったけど…。
いまさらだけど、エヴァちゃんの相手をしていて、この人達を全然見ていなかったけ。

とりあえず、後ろを振り返って彼等達をみてみると、やはり魔女狩りと命名されるだけの事はあるんだろう。
女性と男性の比率が8対2と女性の方が圧倒的に多い。

これは偶然なのか、それとも女性が中心として被害に合っているのかは分からないけど
多分、偶然ではないんだと思う。

そもそも、エヴァちゃんもそうだったけど拷問するさいは裸にする。

後は煮るなり焼くなり好きにしていいのだから、こう言ってはアレだけど性的興奮を覚える奴もいるだろう。
つ〜か、確実にいる。

たぶん、その為だけに捕まった人もいるんだと思う。

幸い、この人達が監禁されていた場所では服の着用が認められていたから、鼻血を出す事はなかった。
だもんで、その時の服装のまま出発していたんだけど、せめてエヴァちゃんに新しい服を買ってあげるべきだったな…。

だって、いまだにオレのダボダボの上着を着ているんだよ!!
たしかに、これはコレで可愛いけど…。
というより、この子に羞恥心というのはないのか?
さっきだって、ボタンを締めずに前を全開で普通に歩きまわっていたし。
あれ、オレが締めなければきっとあのままだったぞ。
まぁ〜、確かにボタンを締めると動きにくくなるけどな〜。
というより、確かに転びやすくはあるわな…。


「うん、とりあえずエヴァちゃんはおんぶな。」

「い、いやだぞ!!

私は悪の吸血鬼なんだから、おんぶなどはダメだ!!」

なんか、凄い必死だった。
というより、この悪の吸血鬼っていうフレーズが気に入ってんのかな??

「はぁ、仕方ないな。」

とりあえず、お姫様だっこをしてあげた。


posted by まどろみ at 05:24| Comment(0) | 流れて流されてネギまへ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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