2012年03月29日

第一章 魔女狩り編 その10     表

どうやら、お姫様だっこもお気に召さないようで、お姫様はご立腹です。
でもまぁ〜、降ろす気はないから諦めて貰うしかないよね。

それよりも、いま重要なのは魔女狩りの被害者達に状況を教える事。

今までタイミングがなくて、うまく切り出せなかったが、とりあえず状況ぐらい教えないと彼等の不安は募るばかりだろう


「ねぇ〜、キミ達。」

声をかけると、俯いていた顔があがった。
きっと、不安な顔つきをしているだろうと思い込んでいたのだが、別にそうでもなかった。
多少の疲れは見えるけど、皆の顔はむしろ明るかった。

不思議と言えば不思議だけど、まぁ〜不安がっていたりするよりはいい事だ。

「え〜とね
街じゃ〜怖がらせちゃったかも知れないけど
アレは演技で、オレは普通の人間だからあまり怖がらずに聞いてね。」

彼等の前でも悪魔設定で話していたので、なるったけ優しく声をかける。
もとから怖がっていた様子もなかったので、対した混乱も起こらず、彼等はオレの話をしっかりと聞いてくれた。
まぁ〜、話した事といえば、ただたんにオレが悪魔の演技で皆を助けたってい事だけだが。

流石に、死んで沈んで足からゆっくりと参上したなんて言ったら変人に思われてしまう。

「まぁ〜、現状はそんなところかな。

次はこれからの事なんだけど、別の街に行こうかと思う。
幸いお金は一杯あるから、何とかなると思うんだけど
それで良いかな?」

特に不満もない様子で頷いてくれる彼等。
こうやって、文句もなしに普通に頷いてくれると楽で、嬉しいっていえば嬉しいんだけどさ。
もしオレが悪い人で奴隷商人とかだったらどうする気なんだろ?

結構簡単に売られちゃいそうな気がするんだけど…。
う〜ん、これは後で注意しておく必要があるかもしれないな。

まぁ〜、とりあえずそれは落ち着ける状況になってからしようじゃないか。

さて、ココで質問だ。



ここ、どこ??

いや、普通に道を歩いていたつもりなんですけど、気付けばけもの道。
周りを見渡せば木ばっかり…。





うん。



迷った。

つ〜か、アレだよ。
ココの地理に詳しくないオレが一番先頭を歩くとか、無謀だよ!!

というか、どうして誰も突っ込まなかったんだ??

だってアレだぞ、幼女と話しながら適当に歩いて、森の中に入って行っちゃうんだよ。
誰か、おかしいとは思わないの??

オレだったら、アレだぞ。
確実に不安になるぞ。


誰も突っ込まなかった事から考えると、自主性がないのか
それとも、オレに絶対の信頼を置いているかのどちらかだよな。

それに関しても、後々注意をしなくちゃいけないな。

確かに、団体行動。
つまり戦争の時の兵隊なんかはこっちの方が確実に生き残れる可能性、または戦いに勝つ可能性がある。

現在の状況も、団体行動面で見れば混乱も少なく、短時間で目標の達成を目指せるので正しいと言えば正しいだろう。



もし、上が頼りになればだが。


ホント、オレが上とか無理ですよ。はい。

だけど、もしココでオレが『あぁ〜、ゴメン。迷っちゃった。テヘッ』とか言ったら、確実に混乱する。
というよりも、この団体行動での弱点は、上がいなくなると何も出来なくなるって言う所だろう。

もし、その頼りになると思いこんでいた上が、そんな事をいったら…。

よし、とにかく今は適当に歩き回って、人の住む場所を探すしかない。

Uターンをしようかとも思ったけど、ぶっちゃけ何処から来たか分からないほど森の奥に来ちゃったから無理だしな。
うん、適当に歩き回ろう。

なんか、こっちの方から美味しそうな臭いがしてくるしなぁ〜。







臭いに釣られて、歩くと

3分ほどで村が見つかった。



よ、よかった〜…。



posted by まどろみ at 05:25| Comment(0) | 流れて流されてネギまへ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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