2012年12月25日

流々小話1

昔、本当に昔の事だ。
偶然聞いてしまった、云百年も昔の人の言葉。

「あと、アレですよ。

例え不老不死で、化け物と呼ばれようとも、人間の私が友達で居続ける事が出来るっていう証明もしたいですしね。」

その言葉が、未だに忘れられない。

余りにも短い人間の一生を使い、そんな下らない証明に使う彼女を愚かだ言う人は多くいるであろう。

だけど、オレは思うんだ。
そんな、愚かな彼女だからこそ、けして利口とは言えない人生の使い方を決意してしまった彼女だからこそ、あれほど美しかったんじゃないかな、って。

オレは思うんだ。
この時、この瞬間。
恥ずかしそうに笑みを浮かべている彼女は、世界で一番美しかったんだ、って


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流れて流されてネギまへ
小話1 メア√END エピローグ

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何気ない生活が、ちょっとした事で大きく変わるなんて、よくあることである。
自分だって戦争に巻き込まれたり、学校に封印もどきをされたり、等々ちょっとした事で生活が大きく変わってきた。

そう、よくある事なのだ。

だからオレはうろたえない……
云百年という経験が、あるんだからうろたえるはずなどないのだ。

例え

「徹、邪魔するぞ」

「徹様、お背中を流させてもらいます」

妙齢の女性、2人が風呂に乱入してきたとしても、うろたえないのだ……

「ちょ、えっ!?」



……ごめん、嘘ついた。

「くっくくく、どうだ?徹よ。
この様な美人2人に迫られるのは?」

「……はぁ、徹様?
800年程昔、村の女性殆どが徹様に迫っていたんですよ?

2人に迫られたくらいで慌てふためかいないでください」

いや、あれって遊ばれていただけでしょ?
えっ?違うの?


……800年ちょい、人生というにはあまりに長い、長すぎる時を過ごしてきた。
そんな長い時を過ごしてきたのだ。

経験ばかりは豊富にある。
にも関わらず、未だ愛だの恋だの惚れるだの、っていう奴だけは分からないのだ。

だから、婚姻届を突きつけながら、貴方を愛している、結婚をしたい。貴方の子供を産ませて欲しい。
なんて言う、物凄い告白をしてきた2人に対しては、どうも気恥ずかしく、どの様に対応すれば良いのか分からないのだ。

「お先に、出るね」

「まぁまぁ、そう言わずもう少しゆっくりして行ったらどうだ?
なに、タップリとサービスしてやるぞ?」

「私の様な貧相な身体では、物足りないかもしれませんが、ご奉仕させてください」

いやいやいやいやいや、抱きつかんといてくだせぃ。
ダメだって。

右腕はエヴァちゃんの、豊満な胸の谷間に埋まり、腕全体から柔らかい感触。
そして、エヴァちゃんが僅かに身動きするたびに、その感触、圧迫感は形を変え、襲ってくる。

一方の左腕は、圧迫感は感じる事はない。
エヴァちゃんとは違い、メアさんの胸は手のひらサイズであり、腕を挟める程の豊満さはないのだ。
それ故かどうかは分からないが、胸をこすり付けるような形になっている。
柔らかさ意外にも、小さなしこりの様な物がコリコリと、腕を刺激する。

チェリーボーイには、そのチェリーは色々と刺激が強すぎる。

「元気になっちゃうから!!分身が元気になっちゃうから!!」

もう、半分ぐらいは臨戦態勢が整っちゃっている。

「もう、出る!!」

とりあえず、そのまま身体を脱衣所の方へと進ませ脱出。

『ふっははははは。
共にゆっくりと風呂に入れないというのは少々寂しいが、こう意識されるというのも良いもんだな』

『そういえば、何度も裸で迫って行ったにも関わらず、まったく反応しなかったので、男色かと2人して疑っていましたね』

扉一枚挟んだ浴槽から、楽しそな声が聞こえてくる。
というかですね、男色疑惑とかなんですか?

知らないんですけど……

『ふふふ、でもあんまり攻め過ぎてしまうと、可哀想ですよ?』

『ふん、知るか。
800年だ、800年もアプローチをかけていたにも関わらず、全てスルーしたんだぞ?
このくらい、大した事ないさ

それに、貴様だって一緒になっているじゃないか』

『それはそれ、これはこれ、ですよ』

そんな2人の会話をBGMに、オレは濡れた身体を拭きながらため息を1つ。


何気ない日常。
取り戻した、歳をとり、老いる身体。

そして、オレなんかの事を好いてくれる、女性。

不老不死なんて、ふざけた身体になりながらも終わりが来るのだ。
事実、終わりがチラチラと見え始めている。


だからさ、こんな日常なんかは呆気無く変わってしまうんだろう。
彼女達の告白に返事をする。なんていう、酷く簡単な事で。



どちらかを選ぶのか、それとも2人とも断るのか……
もしかしたら、2人共なんていう答えをだし、両方に振られる。なんていう未来かもしれない。


未だに、愛だの恋だの惚れるだの、っていう奴は分からない。
もしかしたら、これからもずっと分からないのかもしれない。

だけど、オレは思うんだ。
こんな「へっくちっ」

あぁ、ダメだコレ。
湯冷めしちゃった。

さっさと布団に入っちゃお。

はぁ、今夜も2人して添い寝してくるんだろうなぁ……



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
あとがき

クリスマスに、こんなの書いちゃダメだね。
さて、筆が乗ればもう一話更新したいと思います。(出来れば今日中に)

という訳で、メア√のエピローグでした。
ホントは、もう少し徹君の描写をしてあげたかったんですが、流々に関わってくる所があり、結構省略しました。

微エロ要素+メア要素=今回のお話です。
イチャラブとか、微エロとか、書くのが大いに苦手だという事がはっきりとしてしまった、今回のお話。

少しでも楽しんで貰えればいいんですが……





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posted by まどろみ at 18:25| Comment(4) | 流れて流されてネギまへ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
更新お疲れ様ですーw

前日から今日バイト行くまでずっと更新チェックしてたけど結局バイト帰り(今w)にしか見れなかった分楽しめましたwww

クリスマスのバイトはハードできつかったんで今日はコメント内容薄いですがもう寝ますw

起きたら次の更新があると期待してm………zzZ
Posted by カミヤ at 2012年12月26日 01:26
こんにちわ〜(≧∇≦)

ずっと更新チェックしてましたよ(`∇´ゞ

もう何かリア充爆発しろ!的な内容の話でしたね(笑)
しかも何故か両方を取ってオーケーの選択肢がない!ポジティブに行こうぜ!!ってツッコミしてしまいましたよ(≧∇≦)

出来ればで良いのですが気が向いたらまた今回の話の続き書いてほしいですね猫
今回の話も面白かったですおやゆびサイン待ったかいがありました(^_^)v

次の更新楽しみにしてます(^◇^)┛
出来れば今月中にもう一話力こぶ

Posted by トウノ at 2012年12月26日 13:38
カミヤ様、コメントありがとうございます。

遅くなった割に、文字数が少なくてすみません。
色々と、砂糖を吐きそう的な意味で、これ以上は無理でしたw

クリスマス、カップルとかでイチャラブしている中、僕はパソコンに向かい、独り、徹君のハーレムを書く……

な、泣いてなんかないです。

あと、今更で恐縮ですが、バイトお疲れ様でした。
Posted by まどろみ at 2012年12月30日 04:28
トウノ様、コメントありがとうございました。

返信が遅くなってしまいすみません。
何だかんだ言いながらも、年末というのは忙しいですねw

徹君のリア充っぷりを書いてみました。
僕が言うのもオカシイかもしれませんが、ホント爆発すればいいのに・・・

徹君は謙虚なんです!!
両方なんて、そんな(ry

続きですか・・・
まぁ気が向いた時、ですねw

おまたせしてしまい、申し訳ない。
先月中の更新は無理でしたが、近いウチに更新すると思いますので、待っていただけると幸いです。

これからも、精進していきますので、よろしくお願いします。
Posted by まどろみ at 2013年01月01日 14:10
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