第壱話
それが望み


夕焼けの様に辺り一面が赤く染まる世界。
白い砂浜も周りの赤さを反射し、赤みがかって見える。

空には虹の様に放物線を描く赤い筋。
押し寄せる波はLCLと呼ばれた全ての生命が溶けた水。

そこに淡く蒼く光る輝きの中、中学生の制服を着た少女が佇んでいる。
その髪は蒼く銀色に輝いており、その瞳は深紅。

兼ねて綾波レイと呼ばれた少女は、そう呼ばれていた時と違わぬ無表情でこの世界を見つめていた。

少年は他人の居る世界を求めた。
少女はそれに応えた。
しかし、少年にとっての他人は誰も個に戻ろうとはしなかった。
結果、少年は他人の居ない世界に独り放り出される。

少女は少年が憧れて居た少女を少年の隣に復活させた。
しかし、少年は、その少女の首を絞める。
少女は「気持ち悪い」の言葉と共に消滅した。

後に残されたのは、少女が着ていたであろう真っ赤なプラグスーツ。

自らの使命を終え、無に帰るはずであった蒼銀の髪の少女は、願いを叶えたはずである少年が未だ泣いている事に困惑する。
彼の願いは叶えた。
しかし、彼の願いは叶わなかった。
膝を抱え蹲る少年、碇シンジ。

「・・・碇君」
少女はシンジに声を掛けた。

「綾波・・・皆、戻りたくないんだね」
「・・・そうね」
顔も上げずに言葉を紡ぐシンジの隣にレイは座り、静かに答える。

長い沈黙が続く。

「僕はこのまま、ここで死ぬのかな」
「・・・どうしてそう言う事言うの?」

「綾波はこれからどうするの?」
「・・・無に帰る」

「それが綾波の望み?」
「・・・そうよ」

「僕と一緒になりたいって言ったのは望みじゃなかったの?」
「(ハッ)・・・貴方は他人を望んだわ」
瞬間、紅い瞳を見開くも、淡々と語るレイ。

「でも、ここに他人は居ない。もし綾波がまだそれを望んでいるなら、僕はそれを叶えたいと思う」
「・・・いいの?」

頷くシンジ。
レイはゆっくりと制服のリボンを解く。
ブラウスを脱ぎスカートを脱ぎ、そして下着をも全て躊躇することなく脱ぎ去った。

「あ、綾波?」
「・・・碇君と一つになる。それはとてもとても気持ちの良い事」
レイはそう言いながらシンジのシャツのボタンを外して行く。

上半身裸になったシンジにレイは抱付いた。

「あ、綾波?」
レイの二つの乳房が素肌に当り、つい抱締めながらお尻を握りしめてしまったシンジ。

「・・・私と一つになってくれるのでは無いの?」
「そ、その前に、い、一回だけ、お願いしていいかな?」

「・・・なに?」
「い、いや、その・・・リリンとしての結合と言うか、肌と肌の触れ合いと言うか・・・」

「・・・SEXしたいの?」
「そ、そんな、そ、そうだけど・・・」

「・・・構わないわ」
「ほ、本当?」
コクンと頷くレイ。

シンジはもう一度レイを抱締めると口吻をした。
最初は唇を重ね合わせるだけ。

そして、ミサトに教えて貰った大人のキスとやらを実践するシンジ。

貪るようにレイの身体を欲したシンジ。

レイの身体の隅々まで口吻をする。
首筋から徐々に下に下がり胸、腹部、臍、腰、そして股間へと唇を這わす。

シンジの唇がレイの核心に触れた時、レイは少しくぐもった声を発した。
シンジの頭を掴むレイ。

心なしレイの顔は上気している。

その後は無我夢中だった。

何度達したのか解らない程、迸らせた体液。
いつしか疲れて眠ってしまったらしい。

目覚めた時、自分を優しく撫でている手に気が付いた。
全裸で自分の横で自分を撫でている蒼銀の髪に紅い瞳の少女。

「・・・もういいの?」

「うん、ありがとう」
「・・・これで貴方の望みを二つ叶えたわ。私の望みも二つ叶えてくれる?」
一瞬何を言われたのかシンジは解らなかった。

「あ、うん、僕に出来る事なら」
咄嗟に答えるシンジ。

「・・・そう」
そう言うと、レイはシンジに抱付く。

その身体はシンジの中に溶けていく。

「うっ!」
身体が溶け合う苦痛に声を上げてしまうシンジ。

そんなシンジにレイは唇を重ねた。
絡み合う舌と舌。
それも徐々に溶け合う。

レイはシンジと一つになった。
多くの人と溶け合ったのではなく、唯一人レイと溶け合ったシンジは、そのレイの虚無に涙する。

(・・・何故泣いているの?)
心の中に響いてくるレイの声。

「綾波が余りにも悲しみに満ち満ちているからだよ。僕なんて単なる駄々っ子だったって思い知らされる」

(・・・そう)
そして溶け合う心は、レイのもう一つの願いを知る。

「こ、これが、これが綾波の願いなの?」
(・・・そうよ)

心の中に響くだけだが、それ故にレイが紅くなっている事が解る。

「う〜ん、どうやれば叶えられるかなぁ」
(・・・貴方には力があるわ)

「えっ?でも、これって過去に戻るとかしないと無理だと思うけど・・・」
(・・・貴方が望めばそれも可能だわ)

「そうなの?」
(・・・コクン)

レイと溶け合ったシンジは、有る意味誰よりも補完された。
全ての母なるリリスと溶け合ったのだ。

唯一の望みとも言えるシンジとの融合。
それを果たしたレイの心には安らぎがある。
満たされたレイの心と融合したシンジの心は文字通り完全に補完されたのだ。

今のシンジには何も恐い物はなかった。
心の中のレイが優しく包み込んでくれるのだ。

母の様に、恋人の様に、家族の様に、自分の様に・・・

「綾波、君の願いは必ず叶えるよ」
(・・・ありがとう)
レイのもう一つの願い。
それはシンジと溶け合った今となってはレイにとって実は大した事ではなかった。

しかし、その願いを知ってしまったシンジはそれを叶えるべく行動する。

「さてと、過去に戻る前に知識が必要だな」
シンジはNERVを目指した。

皆と溶け合ったからと言って知識まで吸収出来る物ではなかったのだ。
それは心と魂が溶け合うだけ。
知識は記憶である。
魂や心に深く刻まれている物は溶け合うと思いは流れ込んでくるが知識は流れ込んでは来ないのである。

身体ごと溶け合ったレイとは会話は出来る。
故にレイが知っている事は教えて貰えた。
しかし、人の行動に頓着しなかったレイはその理由までは知らなかったのである。



NERVに付いたシンジは一瞬驚愕するもすぐに中へ歩を進める。
そこには、LCLに漂う無数のNERVの制服と戦自の戦闘服。

壁には至る所に血痕が付いている。

レイに教えられ、シンジはまずターミナルドグマを目指した。
MAGIを操ろうとしたのだが、高位のパスワードを知らない。

レイから高位のカードがあればパスワードは要らないと教えられたのだ。
最高位のカード。
それはゲンドウの持つ物だ。

最後にゲンドウはターミナルドグマに居たとレイに教えられ、そこに向かっているのだ。

余り正視した事はないが、紛れもなくゲンドウの物だと解る黒いNERV司令の制服。
シンジはそのポケットを探り、カードを見つけた。
ふと脇を見ると白衣がLCLに漂っている。

シンジはその白衣を手繰り寄せ、やはりカードを見つけるとポケットにそれを入れ、そしてその白衣一式(リツコの着ていた物と思われる)をゲンドウの服に重ねた。

シンジなりにリツコがゲンドウに恋慕の様な物を持っていたことは感じていたのだ。

ゲンドウのカードとリツコのカードを手に入れたシンジは発令所に向かう。
他の所は破壊されつくしていると考えたのだ。

実際、発令所以外の端末は使い物にならなくなっていた。

発令所で明かりの灯っている端末を見つける。
それは、マヤ達の使っていた端末だ。

席の下にはやはりNERV制服が存在する。
マヤ達の物だろう。

シンジはそれらを端に避け、席に着いた。
その時、マヤの物らしき下着に顔を赤らめたり、ミッキーマウス柄のトランクスにシゲルの物かマコトの物かと困惑したりもした。

電源が生きていたのは幸いだった。
多分、停電にされた後、自家発電に力を入れていたのだろう。

そしてシンジはゲンドウのカードとリツコのカードを使いMAGIの情報をくまなく調べ始めた。

知識を習得するうちにMAGIからアクセス出来る所を探し、至る所から情報を吸い上げていたのだが、この世界で電源が残っている施設は限られていた。

太陽電池で動いている衛星。
永久機関擬きの発電システムを持っている施設。
それは奇しくもゼーレの施設や各国の重要施設しかなかった。

しかし、シンジはMAGIから習得した知識を活用し、それらをハッキングしながら欲しい情報を求めて行ったのである。

時々妖しい画像を見つけて紅くなるシンジ。

(・・・碇君はこういうのが好みだったのね)
「い、いや、そんな男なら興味が無い方がおかしいと思うよ・・・多分・・・」

そこに映し出されているのは、全裸で縛り上げられ、責められている画像だったり、所謂マニアックな変態物だった。

(・・・ごめんなさい)
「え?何が?」
レイの反応はシンジの思いも寄らない物だった。

(・・・碇君と一つになってしまったから、碇君の期待に応えられないわ)
「い、いや、そんな・・・あは、あはは」
シンジは引き攣った笑いを浮かべる。

今更ながら繋がる様な所で勤務していた人間達は既にどこか壊れていたのだろう。
時折出てくるそう言った画像等も、ノーマルと言える物は皆無だった。

どこまでがノーマルと言えるのかも怪しい物だが・・・

レイと融合したため既にシンジは人外の存在となっている。
マイクロS2機関を持ち、食事も必要なかった。

何年もの時間をシンジは知識の習得に費やす。
文字通り時間の経つのも忘れて。
シンジ自身は既に凄まじい習得能力があるのだが、情報を出す端末がその速度に着いて行かず、かなりの時間を要したのだ。

「よし、こんな物かな」
(・・・そうね)
シンジが漸く満足したのか端末から手を離した。
相変わらず心の中のレイは優しく応える。



「時間は常に一定の速度で流れているわけでは無いと言う事か。これが僕が望めば過去にも行けると言う事なんだね」
(・・・そうよ)

「でも、それは再構築された世界。つまり遣り直し。ゲームのリセットボタンを押す様な物だね」
(・・・ゲームの様に何度も出来る物でもないわ)

「確かにね、しかもその場にこの身体が行く事は出来ない。行った先にある脆弱な身体に融合する必要があるし、下手をすると弾き飛ばされるね」
(・・・そうね)

「でも、ここに居ても何もないし、何より綾波の願いを叶えられない」
(・・・・・)

レイは悩んでいた。
ここでこのままシンジの中に溶け合ったままで満足であった。

シンジが力を使い過去に戻る、いや、世界を再構築となるのかも知れない。
それを行うと、またシンジが苦しむのではないかと後悔しているのだ。

「綾波」
(・・・何?)

「僕は幸せだよ」
(・・・私も)

「だから僕は綾波の願いを叶えたいんだ。皆の願いを叶えた綾波の願いを」
(・・・ありがとう)

レイが上気している感じが伝わってくる。
シンジはこの一時が好きだ。
レイが本当に嬉しいと感じているこの一時が。

だからレイの願いを叶えようとする。
そして、シンジは強く念じる。

あの時を・・・
自分の人生の記憶の初まりを・・・

世界が歪んで行く。
シンジ主観ではなく、文字通り世界が歪んで行くのだ。

暗転していく世界。
紅い世界がまるでブラックホールに飲み込まれる様に周りから闇に包まれていく。

その先はシンジが再構築した世界なのか、時間を遡った世界なのかシンジにも解らない。
しかし、そこに現実は確かにある。



シンジは淡い思念体となって少年の前に現れた。
田舎の家の裏山で蹲って泣いている少年の前に。

「何を泣いているんだい?」
シンジには少年が泣いている理由はよく解っている。

「ぐすっ・・・ぐすっ・・・」
少年は顔を上げ、その顔が驚きに見開かれた。

「お化けじゃないから、安心して」
その声は二重に重なって聞こえてくる。
優しい、中世的な男性の声と鈴の鳴る様な女性の声だ。

蒼白い光に包まれたシンジは、少年からは神々しく見えていた。

「お、お兄ちゃんは誰?」
「通りすがりの者だよ、それより何故泣いているの?」

「お母さんが居なくなって・・・それでお父さんも僕を置いて行って・・・」
そう、少年は、ゲンドウが駅のホームで置き去りにし、その後、先生と呼ばれる人物が迎えに来て、そのままこの家に連れてこられた碇シンジだった。

「君も、もう死んでしまいたいんだね」
少年はコクリと頷く。

シンジには解っていた。
だからこの時代に意識を集中したのだ。

「僕が代わってあげようか?」
「え?」
少年シンジは何を言われたのか理解できない。

「僕と一つになるんだ。君は僕の中で休んでいればいい」
「僕は死んじゃうの?」

シンジは微笑んだまま、ゆっくりと首を横に振った。

「もう苦しまなくて良いんだよ、僕と一つになれば。後は僕が引き受けてあげる。君は安心して見ていれば良いんだ」
「本当?」

微笑んだまま頷くシンジに少年シンジは縋った。
優しくして欲しい父親に突き放されたばかりの幼い少年シンジ。

その心につけ入るのは簡単だった。
シンジはこの世界での身体を手に入れるため、少年シンジに近付いたのだ。

少年シンジの中に入るシンジ。
そして少年シンジの脆弱な魂と心はレイが優しく包み込む。

それは少年シンジが長く忘れていた、母の温もりの様に、安らかな心地にさせる。
シンジの中で少年シンジは安らぎの中眠りについた。

「ごめんね、君はもう目覚める事はなく僕らに吸収されてしまう」
(・・・よかったの?)

「うん、この時の僕はそれを望んで居た」
(・・・そう)
シンジの心の中、レイは慈しみを持って少年シンジの魂と心を包み込んでいく。



シンジは第三新東京市に向かっていた。
見た目齢4〜5歳の少年であるシンジは大人のそれも老人の類の後ろに、さも孫の様な顔をして改札を通り抜ける。

小学生以下の子供一人であれば無料であるため、咎められる事なくここに辿り着いた。

未だ迎撃都市として着工すら行われていないそこは、緑豊かな片田舎である。
NERVの前身であるゲヒルン。
その施設の近くの公園に少女レイは居た。
幼いレイは、自分で抜け道を見つけて、時々外に抜け出していたのだ。

蒼く輝く銀色の髪に深紅の瞳を持つ綾波レイ。
日本において異形の姿を持つ彼女は、その美しさに対する僻みもあり、幼少で有るほど虐めの的となる。

公園で独り砂遊びをしている少女レイに複数の同年代の子供達が近付いて来た。

「おい、お前人間じゃないだろ?」
遊びのグループ内でリーダ格っぽい男の子がレイを突きながら言う。

「・・・・・」
自分でもその答えを持っていない少女レイは、その男の子を沈黙で睨む事しかできなかった。

「へん!答えられないのか、じゃぁ調べてやるよ」
その言葉を合図として他の子供達がレイを押さえつける。

着ている物を脱がされ、少女レイはパンツ一枚となった。

「これじゃよくわからないな、これも脱がしちゃえ」
そう言うと、その男の子はレイのパンツも脱がし、少女レイは素っ裸にされる。

子供達の手でレイは押さえつけられ両足を開かれ、全てを見られている。

「これ何だ?」
幼い男の子達には、女性器の構造等、知る故もなく、開いたり指を突っ込まれたりする。
その度に少女レイは苦痛に歪んだ顔をするのだが、声は上げなかった。

「いってぇ〜!」
少女レイの股間を食い入る様に覗き込んでいた男の子の一人が頭を抑えて蹲った。

その後ろには、棒を抱えたシンジが立っていた。
シンジを不思議そうに見つめる少女レイ。

シンジは棒を振り回し、少女レイを虐めていた男の子達は、その凶暴さに恐れをなして逃げ出して行く。

その辺りに放り出された服を拾い集め、少女レイに渡すシンジ。
「ごめん、遅くなったね」

「・・・貴方、誰?」
服を着ながらシンジに問う少女レイ。

「僕はシンジ。送っていくよ」
微笑みを少女レイに向け手を差し伸べるシンジ。

少女レイは少し躊躇するも、敵ではないと判断したのか、その手を掴んだ。

「もう一人で抜け出したりしちゃ駄目だよ」
コクンと頷く少女レイ。

一人目の綾波レイと接するのはシンジも初めてだ。
しかし、本質的には変らないと心の中のレイが教えてくれる。

レイの願いを叶えるため、少女レイを二人目に移行させる訳には行かない。
これがシンジがここに足を運んだ理由の一つである。



それは子供だから通れるぐらいの小さな空洞だった。

兼ねて、ダクトを這って居たときの様に少女レイは先へ進んだ。
【絶対前を見ないでよ!】
今はまだ見ぬ金髪碧眼の少女の言葉を思い出しシンジは苦笑している。

(・・・そう、これがロリコンと言う物なのね)
「綾波ぃ〜」
シンジは引き攣った笑いを浮かべていた。

「・・・ここで良い」
シンジは少女レイと共にターミナルドグマに到着した。

「そう、これからも時々逢いに来ていいかな?」

「・・・構わない」
シンジの言葉に少女レイは少し考えたが、そう答えた。

「それじゃ、またね」
「・・・さよなら」
少女レイは歩いて行く。

多分、あの、無機質でベッドしか無い部屋に戻るのだろう。
シンジは少女レイが見えなくなるまで、見送ると周りを見回した。

そこには、十字架に張付けにされた、白い巨人が存在する。
それは顔と肩と両腕しか無かった。

「綾波」
(・・・コクン)

シンジは浮上していき、白い巨人リリスに取り込まれる。

(・・・ただいま)
(おかえりなさい)
十字架から抜け落ちるリリス。

そして白い身体は徐々に少年シンジの姿へと形を成していく。

「さてと、もう一仕事だね」
(・・・えぇ)

シンジは少女レイの消えた方へ歩いて行く。
そこには、少女レイと同じ形をした者が何十体もLCLに浮かぶプラント。

そこで、今、融合したばかりのリリスの力、アンチATフィールドを展開するシンジ。

少女レイの形をした者達が崩れていく。

未だMAGIも完成しておらず、ここへは下手な監視カメラも備え付けられないため、管理はされていない。
ここに入るまでのセキュリティが精一杯なのだ。

そして、シンジはその先の部屋へと進む。
そこには少女レイが膝を抱えて蹲っていた。

パイプベッドしかない無機質な部屋。

「・・・何?」
少女レイはシンジを見て問い質す。

「君の代りはもう居ない。その事を言い忘れていたんだ」
「・・・そう」
そう言った少女レイの顔は少し微笑んでいる様に見えた。



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新世紀エヴァンゲリオンは(c)GAINAX の作品です。
拙著は当該作品を元に作成した代物です。
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