人の中に在りしもの


朝、ヒカリは、とぼとぼと歩いていた。
昨日は、放課後までトウジ達に犯されていた。
しかし、家に帰ると父が抱きついてお礼を言って来たのである。

「ヒカリのお陰だ!NERVが契約継続を約束してくれた!有難う、話を通してくれたんだな」

涙を流して喜んでいる父には、本当の事は言えなかった。
いや、普段でも言えないだろう。
だが、シンジの言う通り、シンジの代わりになる必要は無かったのだろう。

そうすれば、きっとアスカやトウジ達と今まで通り過ごせたに違いない。
しかし、昨日、結局アスカもトウジも自分を守ってはくれなかった。
そう言う人間だったと解っただけで、自分なりに益はあったと思う。

このまま学校に行けば、シンジの前で全裸となり、土下座し、また皆に陵辱されるのだろう。
もう自分は、そう言う存在へと彼らの中で位置付けられたのだ。
昔の自分が、シンジをそう位置付けていたように。

今なら、それも仕方ないと思える。
これは、罰なのだろう。
シンジは、これをずっと何年も耐えて来たのだ。

自分の身に降懸かって初めてその辛さが解った。
ただ、面白いからと言って虐めに参加していた自分に嫌悪を抱く。
何故、もっと優しくなれなかったのだろうか。

そんな事を考えながら歩いていると、教室に付いていた。
一つ深呼吸をして、扉を開ける。
クラス全員、いや、シンジ達以外の全員の視線が自分に集まった。

普段は、人より早く来るヒカリだったが、流石に今日は遅くなったらしいと思った。
実際は、ヒカリを虐める事を楽しみにしていつもより皆、早く来ていたのだ。
シンジ達がこちらを見ていなかったので、少し気が楽だ。

ヒカリは、自分の机に鞄を置こうとして、固まった。
机の上が落書きで一杯になっていたのだ。
女性器のマークや、卑猥な言葉が書き綴られている。

全員がニヤニヤとしてヒカリを見ていた。
アスカやトウジさえも。
ヒカリは、鞄を置くとシンジ達の傍まで行く。

スカートを下ろし、リボンを解き、ブラウスを脱ぐ。
「おぉっ」と言う声が聞こえ羞恥が募るが、ヒカリは下着姿のまま上履きと靴下を脱いだ。
ブラジャーを外し、パンティをも下ろす。

「今日も代わりを務めさせて頂きます」

シンジの横で、土下座をして、そう言った。
シンジ達は、何も言わない。
だが、無視をしている訳ではないようだ。

土下座したヒカリの目にシンジの上履きがヒカリの方へ向いたのが見えた。
ヒカリは、この後どうして良いのか解らない。
じっとシンジの言葉を待っていた。

段々と周りが騒がしくなって来る。
だが、シンジと言うよりレイが睨むので、皆、大きな声では何も言えない。
早く、こっちに寄越せとばかりに、シンジの方を見ていた。

ヒカリに取って永遠かと思える程、長い時間が過ぎる。
全裸だが、シンジ達の席は後ろの方であり、皆からは見え難い位置にヒカリは土下座していた。
何人かが教室の後ろまで行き、背後からヒカリを見ようとしたが、マユミが立ち上がり、ヒカリの脱いだ制服を畳んでいたため、近付いてる事が出来ない。

「ちぇっ」と呟いて自席に戻って行く。
そして、予鈴が鳴った。

「授業が始まるよ?洞木さん。制服を着たら?」

シンジの言葉に顔を上げたヒカリの前に、マユミが制服を差し出す。

「う、うん、有難う」

ヒカリは、シンジの前で制服を着、自席へと戻った。
今のは、何だっのだろうとヒカリは思う。
机の上の落書きは、跡で拭くしかないと思いヒカリは授業の準備をした。



次の休み時間から、ヒカリは虐めにあっていたが、10分程しかない休み時間に行われるそれは、幼稚な物であった。
黒板消しを頭で叩かれたり、スカートを捲られたり、胸やお尻を触られたりする程度だ。
それでもヒカリには、辛い物であった事は言うまでもない。

そして、それは昼休みに起こった。
シンジ達が教室から居なくなった途端、ヒカリの開いた弁当をアスカがワザと床に落としたのだ。

「あら、ごめんなさぁい。落としちゃったわね。勿体ないからちゃんと食べてね」
「あ、アスカ…」

「気安く呼ばないで頂戴!アンタなんか、それを食べてるのがお似合いよ。手を使っちゃ駄目よ」

アスカは、ヒカリの髪を掴むと落ちた弁当に顔を近づける。

「ほら、早く食べなさいってば!」

ヒカリは、仕方なくそれを口にする。

「あはは、犬みたいで、お似合いよ!委員長さん」

誰かがスカートを捲り上げたが、それを直そうとする手をアスカに踏みつけられる。

「犬が、一著前に意識してんじゃないわよ!」

白いパンティのお尻が丸見えの状態でヒカリは、床に落ちた弁当を食べ続けた。
スカートを捲り上げたのは、ケンスケであった。
キヒヒと笑いながら、剥き出しとなったヒカリの下着をデジカメで撮っている。
アスカが、ニヤリと笑ったのを見て、ケンスケは、そのパンティーさえも下げた。

「あっ!」
「ふん、犬が服着てるのがおかしいのよ!バカシンジの前と同じように全部脱ぎなさいよ!」

アスカは、無理やりヒカリの制服を脱がせる。
殆ど抵抗らしい抵抗もせずヒカリは全裸とされた。

「犬が、こんな高そうな下着付けて、生意気よ」

アスカは、ヒカリの下着を鋏で切り刻む。

「あっ」

アスカの仕打ちにヒカリは、終に泣き出してしまった。
しかし、アスカの責めは留まるところを知らない。

「そう言えばヒカリ、アンタ便秘だって言ってたわね。今日は良い物を持って来てあげたわ」

アスカの手にしているそれを見て、ヒカリは、盛大に首を横に振った。

「いや、止めて、アスカ」
「煩い!」

ムサシとケイタがいつの間にかヒカリの身体を押さえ付けており、ヒカリは、お尻を突き出したままの格好だ。

「痛い!止めて!」
「煩いって言ってるでしょ?アンタの便秘を治してあげるのだから有り難く思いなさい」

アスカは、無花果浣腸をヒカリの肛門に無理やり突き刺した。

「ゃめてぇ…」

3本程、挿入したところで、ヒカリの声が小さくなり、泣き声だけとなる。
周りの者達は、それをヘラヘラと哂って見ていた。
お腹を押さえながら立ち上がるヒカリをアスカが制す。

「何処に行くつもり?」
「おトイレに…」

「その格好で?流石、露出狂の委員長様は違うわね」
「服を返して」

「嫌よ。ここでしなさい」
「そんな…」

ケンスケがバケツを持ってくる。
皆の見ているこの場所で、バケツにしろと言うのだ。

「ゆ、許して、アスカ」
「気安く呼ぶなって言ってるでしょ!」

アスカは、ヒカリの腹部に蹴りを入れる。

「あぁっ!」
「おっ?委員長漏らすなよ」

ヒカリは、もうお腹の痛さと便意に耐えれなくなっていた。
泣きながら、中腰でヨタヨタとバケツにところに行き、跨った途端勢いよく液体が噴射された。
そこから、便秘で固まった黒い便が肛門を押し開いて来る。

あまりに恥ずかしいが、もう止められない。
ムリッと言う音がするほど肛門が開き、黒い便が出たかと思うと、緩い便が続いて出てきた。

「み、見ないでぇっ!」

ヒカリの言葉にも周りは、嘲笑うだけだ。

「臭いわねぇヒカリ、何を食べたら、こんな臭い物が出るの?それに大量。よく恥ずかしくないわね」

ヒカリは、もう涙を啜る事しか出来ない。

「ほら、これで拭きなさいよ」

アスカが渡したのは、ヒカリのブラウスだ。
ヒカリは、泣きながらそれでお尻を拭く。

「周りに飛び散らかした物も拭いときなさいよ。委員長なんだから自分が汚したところぐらいちゃんと綺麗にしてよね」

ヒカリは、全裸のまま自らの制服のブラウスでバケツにちゃんと入らなかった汚物を拭き取る。
予鈴が鳴る頃、シンジ達が教室に戻って来たが、そこで見たのは、全裸で体操服を探しているヒカリだった 。
横には茶色い染みが付いたブラウスで蓋をされたバケツが有る。

漂う臭いで、それが何であるかは、すぐに解った。
アスカにより、普段置いてある体操服もどこかに隠されている。
ヒカリは、泣きながら何度も何度も、体操服が入っているはずのロッカーを確認していた。

「洞木さん、これを使って下さいな」

マユミは、自分の体操服をヒカリに渡す。
「ちっ」と言うアスカの舌打ちが聞こえた。

「あ、有難う」

それを着るとヒカリは、スカートを穿きバケツを持って廊下に出て行った。
トイレに流しに行ったのだろう。
本鈴が鳴っても帰って来ないヒカリ。

シンジが席を立って出て行くと、レイ、マナ、マユミもそれに従う。
マナがヒカリが歩いて行った方の女子トイレを覗いたが、誰も居なかった。
ヒカリが持っていったバケツがあり、ゴミ箱にはヒカリのブラウスが捨ててあったので、ここに来たのは間違いない。

シンジ達は、屋上に向かった。
シンジ達が屋上に着いた時、今まさにフェンスの向こう側で、ヒカリが飛び降りようとしているところであった。

「マユミ」
「はい」

シンジに促されマユミは、力を使う。
マユミの操る風が、ヒカリの飛び降りを阻止した。
フェンスまで風で戻されたヒカリに見えたのは、シンジ達の姿であった。

「碇君…」
「1日」

「え?」
「昨日のお昼からだから、僕の代わりは1日で終了?」

「解ってる、碇君が、何年も耐えて来たって、解ってる…でも、もう、耐えられないの!皆の前で、犯されて、う、、うんちするところまで見られて…」

最後の方は、言い難かったのか、声が小さくなっている。

「…貴女は死なせないわ」
「どうして私だけ!」
「…貴女が望んだことよ。ジャージに良く見られたいと思った結果」

ヒカリは、はっとした。
そうだ、自分は、そこまでしたのだとトウジに喜んで貰いたかったのだ。
レイに自分でも気付かなかった本心に気付かされ、ヒカリはその場に崩れ泣き出した。

「マユミ」
「はい」

再度、シンジに促され、マユミは風を使い、ヒカリをフェンスの内側へと運ぶ。

「え?きゃぁ?」
「…貴女は死なせないわ」

身体を風で飛ばされたヒカリは、悲鳴を上げるが、レイの言葉に絶望を感じる。

「私は、まだあの辱めを受け続けなければいけないの?」
「…それが貴女のしてきたこと」

「碇君は、男じゃない!」
「…それが?」

「犯されたりしないじゃない!」
「…貴女達は、犯していたわ」

「それだって…それだって…」
「…確かに、雄と雌では肉体的に無くす物は違うわ。でも心の傷は同じ、いやそれ以上かも知れない」

「もう良いよ、綾波」

レイの言葉は、マナとマユミにも響いていた。
二人とも目は、涙目だ。
今更ながら、自分達の罪を認識する。

「悪かったね。洞木さん。僕も調子に乗ってた。ごめん」
「碇君…」

「僕達と一緒に行動すれば、虐められる事はないと思う」
「それって、前に言ってた隷属?ってこと」

「いや、今朝、誰も何もしてこなかったでしょ?ただ傍に居れば良い」
「どうして…どうして碇君は、そんなに優しいの?私は、ずっと碇君を玩具にしてきたのに」

ヒカリの顔は、涙でぐしゃぐしゃだ。

「碇君に、そんな優しくして貰う資格なんて私には無いよ!」
「別に、優しくしてる訳じゃないよ」

その時、サイレンが鳴り響く。

「何?」
「…非難警報ね」

「あっ!私、皆を誘導しなくちゃ!碇君達も付いて来て」



『シンジ君?妖魔が貴方の学校に向かっているわ』

シンジが出た携帯の向こうでは、ミサトが大声で怒鳴っている。
煩そうにシンジは、携帯を耳から遠ざけた。

「学校で迎撃しろと?」
『学校の生徒達はシェルターに非難させるわ。そうすれば校庭は良い場所でしょ?』

「はいはい、じゃぁ僕達はシェエルターに入らないで待ち構えて居れば良いのですね?」
『そう言う事、何か必要なものは有るかしら?』

「クラスメートには見られたくないので、残らず非難させて下さい」
『それは当然よ!まだインカムを支給していないから、誰か携帯を繋いでおいてくれると助かるのだけど』

「僕が繋いでおきますよ」
『貴方、戦わないつもり?』

「僕が戦うと言っても、彼女達は、先に行きますよ」
『アンタ、それでも男なの!』

「なんか関係があるんですか?」
『男なら、女の子を守るのが当たり前でしょ!』

「この電話って葛城さんしか聞こえないんですか?」
『発令所の全員が聞いてるわよん』

「そこに父さんか冬月さんは、居ますか?」
『今は戦闘中なの!私の命令を聞きなさい!』

「僕達には一切命令しないんじゃなかったでしたっけ?」
『子供が、生言ってんじゃないわよ!』

『止めたまえ、葛城君!』
『え?副司令、しかし…』

『シンジ君、済まなかったね。彼女も興奮していたんだよ』
「もう、遅いですよ。僕が言うまで貴方は止めなかった」

『い、いや、待ってくれないかね』
『餓鬼は、餓鬼らしく大人の言う事を聞いていれば良いのよ!』

「だ、そうですが?」
『誰か!葛城君を営巣に放り込んでおけ』

『え?副司令?しかし葛城さんは作戦課長ですし』
『シンジ君との契約が破棄されて、君達に責任が取れるのかね!』

「それでは、ごきげんよう」
『ま、待ってくれないかね』

「なんですか?」
『いや、二度とこんな事は無いようにする。信じてくれんかね』

「心配しなくても妖魔は、相手しますよ」
『そ、そうかね。悪いね』

シンジは、ニヤリと哂った。
これでNERVとの契約の拘束力は無くなったのだ。
魂の拘束が無くなった事は、シンジ達死徒に取って大きい。

後は、相手が勝手に契約が継続されていると思っているのを利用すれば良い。
これは、レイに教わった事だ。
魂の拘束は、下手をすると自分達の存在に係る。

人との契約は、如何に早く無効化し、あたかも継続しているように振舞うか。
それが人間社会で生きていく術だとレイは、言っていた。
血の契約は、身体と魂の契約である。

血と言う媒体を使い、相手の身体を魂の契約で支配し、自らの血を分け与える事で魂同士を結び付ける。
結び付けられた魂は、その力を解放する。
そのためシンジ達は、契約と言う物が魂に染み付いているのだ。



「ちっなんだよこれ」
「どないしたんや?」

シェルターでケンスケは、ハンデカメラのモニタを見てぼやいていた。
TVも見れるカメラなのだが、どのチャンネルも「暫くお待ち下さい」の静止画のみの映像なのだ。

「報道管制って奴だよ。我々民間人には見せてくれないんだ。こんなビッグイベントだっていうのに」
「ビッグイベントってなんや?」

「きっと、この間の化け物がまた出てるんだよ」
「あれをまた見たいんか?」

「トウジ、覚えてないのか?綺麗なお姉さんがあそこに突っ込まれていたし、惣流だって殆ど裸にされていたんだぜ?」
「そんな都合良くええ場面に出くわすわけあらへんやろ?」

「ちょっとアンタ達!また善からぬ相談してるんでしょ?」
「あ、アスカ、いや、これって絶対この間の化け物がまた出てると思わないか?」

「思い出したくないこと言わないでよ」
「いや、それでさ、今度は委員長に同じ目に合わせるってのは、どうだ?」

「それ、面白いわね、この間はヒカリを助けようとしてあんな目に合ったのだから当然よね」
「そうだろ?だから、皆で委員長を連れ出してみないか?」

「解ったわ。ヒカリ!ちょっと来て!」

意地の悪そうな薄ら笑いを浮かべているアスカに、シェルターの中が暇だから、また弄ばれるのかと思ったヒカリだが、ここには教師も居る。
そこまで酷い事は、しないだろうとアスカの下へと向かった。

「ちょっとヒカリ協力してくれない?」
「何を?」

「相田が、表に出たいって言ってるのよ」
「委員長が一緒なら、トイレに行くってここを出れるだろ?」

ヒカリは、この時、単純にケンスケの野次馬根性を手伝わされるだけだと思った。
もしかしたら誰も居ないところで虐められるかも知れないが、皆が見ているところよりましだと思えた。

「解ったわ。アスカと鈴原と相田で良いの?」
「それでいいわよ」

「先生!トイレに行きたいって人達が居るので引率してきます」
「あぁ洞木か、じゃあ頼んだよ」

まだヒカリが虐められている事は、教師達は知らない。
委員長であり、洞木不動産の娘であるヒカリが一緒なら止める理由も無かった。



「じゃぁ私はここで」
「アンタも一緒に来るのよ」

シェルターから出る階段を、アスカは蹴りながらヒカリを上らせた。

「おぉ、委員長、ノーパンか?丸見えやぞ?」

トウジの野次にヒカリは、スカートを抑える。

「今更隠すんじゃないわよ!」

アスカは、ヒカリのスカートを、後ろから捲り上げた。
それを、ケンスケが引き継ぎ、ヒカリは上に付くまでお尻を晒したまま階段を上り続ける。

「へへ、ロックの外し方は知ってるんだ」
「いいから、早くしなさいよ」

バシュッと言う音がして、非常扉が開く。
アスカ達が表に出た場所は、学校の校庭であった。
すぐ近くから銃声が聞こえる。

「おぉ!あれだ!」

ケンスケが指差した方向から、妖魔が走り込んで来る。
その後ろをNERVの装甲車が追撃していた。
妖魔は、アスカ達を見付け、一直線に向かってくる。

「うわ!こっちに来るぞ!」

アスカ達の3メートル手前で妖魔は止まると、ニヤリと哂いを浮かべた。

「ヒカリ!後は頼んだわよ!」
「え?」

ヒカリは、アスカに蹴り出され、妖魔の前1メートルのところで躓いて転んだ。

「きゃぁ!」

妖魔は、すかさず触手を伸ばしヒカリを捕らえる。
それを見て、アスカはニヤリと哂うと、後ずさりしながら離れだした。
ケンスケは、しっかりとカメラを構えているが、トウジに引っ張られ後ろへ下がる。

「い、いやぁ、止めて!誰か助けてぇ!」

ヒカリは叫ぶが、妖魔は、ゆっくり下がって行く3人は、後回しにしようと考えたのか、ヒカリの身体に触手を這わし始めた。
制服の隙間から入った触手は、ヒカリの制服を破きながら目的の場所へと進む。
元々下着を付けていなかったヒカリは、あっと言う間に殆ど全裸となった。

四肢を拘束され、大の字に開かれたヒカリは、胸も股間も隠す物がなかった。
体中に纏わり付く触手が、ヒカリの股間に挿入を開始する。

「いや、いやあぁ!ムグゥッ」

触手は、簡単にヒカリの膣にも肛門にも口にも挿入された。
人間には強烈な媚薬となる妖魔の体液が、ヒカリの感覚を麻痺させて行く。

「ふん、良い格好よヒカリ」
「凄い!凄いよ!委員長!」
「まるでAVやな」

3人はヒカリの姿を見て哂っていた。

「シンジさん」
「何?」

「来たようですよ」
「じゃぁ、そろそろ行こうか」

屋上で、妖魔が来るのを待っていたシンジ達。
銃声などから近付いて来たことを感じたマユミに促され、校庭を覗き見て目を見開いた。
それは、丁度、アスカがヒカリを妖魔の所へ蹴り出したところだったのだ。

「なんてことを…」
「きゃっ!」
「…何?」

シンジは、マナとレイを抱き抱えるとフェンスを飛び越える。
マナとレイは、シンジの首に抱きついていた。

「マユミ、お願い」
「畏まりました」

マユミは、シンジの背中に抱き付き、風を纏って飛んだ。



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新世紀エヴァンゲリオンは(c)GAINAX の作品です。
拙著は当該作品を元に作成した代物です。
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