瞬間、股開いて


「それでは、式波さんは、霧島さんの隣に座って下さい。霧島さん手を上げて下さい」
「はぁい!私が霧島マナちゃんでぇっす」

マナの明るい声に、ムサシとケイタは暗い表情になる。
どこでどう間違えたのか、屋上で体操服を渡されてから、ムサシとケイタはマナに近寄る事すら出来なかった。
あの明るいマナは、つい最近まで、行動を共にしていたのに、今は近寄るだけで白い目で見られる始末だ。

ブロンドのアスカは、スタスタと歩き、マナの隣まで来ると、そこに居る全員の顔を見た。

「宜しく。えぇっと碇シンジ君と綾波レイさんと、山岸マユミさん、洞木ヒカリさん、それに霧島マナさんだったな」

ブロンズの少女は、一人一人に握手を求めた。
突然、名前を呼ばれた5人は、呆気に取られ、差し出された手を握ってしまう。

「どうして僕達の名前を?」
「それは、私も貴様達と同じくNERVに呼ばれて来たからだ」

少女が話し始めたのを見て、教師は退室していった。
自分の授業のある教室に行くためだが、この集団に係り合いたくないのだ。
座席に付いてもNERVから言われていたのである。

「…貴女、ローゼンクロイツね」
「流石だな。ご名答だ」

「あ、あの、式波さん?」
「アスカで良いぞ?洞木さん」

「あっ、私もヒカリで良いです。あの、式…アスカは、惣流アスカって知ってる?」
「勿論、知ってるぞ、親戚だからな。と言っても名前だけだがな」

「「「「えぇ〜っ!」」」」
状況を見守っていたクラス全員が声を揃えた。

「お爺様が一緒でな。私はずっとドイツに居たから全く交流はないがな」
「式波さん?」

「ん?何度も言うがアスカで良いぞ、山岸さん」
「私もマユミでお願いします。それで、その喋り方なんですが」

「何か変か?」
「いえ、男の方みたいですが、何か理由があるのでしょうか?」

「それは、私に日本語を教えてくれたのが男の軍人でな。どうしても同じような喋り方になってしまった」
「そうですか、余計な事を聞いて申し訳有りませんでした」

「何でも聞いてくれ、答えられることは答えるぞ」
「・・・・・」

「何もないのか?では、私から一つ聞いて良いか?」

何故かシンジの方を向いて聞くので、シンジは思わずコクリと頷く。

「そうか、では遠慮なく聞くが、私も碇君の家に住んで構わないか?」
「え?し、式波さん?どうして?」

「私の事はアスカで良いと言っただろう?それは、碇君の父君に碇君が良いと言えば良いと言われたからだ」
「あ、僕もシンジで良いよ、そ、そうなの?じゃぁ今日一緒に帰って、気に入れば済んでも構わないよ」

「そうか、有難うシンジ。では、霧島さん、私は教科書と言うものが手に入っていない。見せて貰って構わないか?」
「私もマナで良いよ。机くっつけて。アスカちゃん」

「あ、アスカちゃん?」
「駄目だった?」

「い、いや、構わんが、そんな風に呼ばれたのは、初めてでな。なんか照れくさい」
「アスカちゃんって可愛い!」

抱き付くマナに「うむ、マナも可愛いぞ」とまるで宝塚の男役と女役のような抱擁にクラスが薔薇色に染まった。

(綾波ぃ〜そんな睨み付けないでよぉ、どうせ僕は優柔不断だよぉ)

別にレイは睨みつけては、いないのだが、根本的に気の弱いシンジは負い目を感じると睨まれていると感じてしまうのだ。



薄暗い部屋で、ゲンドウは会議を行っていた。
ホログラムで映るのは、ドイツ、アメリカ、フランス、イギリス、ロシアの代表と言う世界的にトップクラスの会議である。

「碇君、もう少し早く報告出来んかね。既に使徒は2体現れたと言うではないかね」
「…文書では、即日に報告を上げておりますが」

「君は、事の重大さを理解しておらんようだね」
「使徒が現れたと言う事は、我々の計画が始まった事を意味するのだよ。解っているのかね」
「まぁ待て、会議を開けなかったのは、我々の都合もある」

ゲンドウを責める声を諌めたのは、ドイツの代表、議長であるキール・ローレンツであった。

「確かに、予想以上に被害を少なく収めている事は、認めよう」
「リリスとの契約は問題ないのだな」
「…はい」

リリスとは、レイの事であり、実際、ゲンドウとの契約は、破棄されている。
しかし、老人達に素直に報告する必要は無い。
要は、使徒殲滅にレイが力を貸してくれれば問題ないのだ。

「だが、君の仕事はそれだけでは、ないだろう」
「左様、人類補完計画、我々にとってこの計画こそがこの絶望的状況下における唯一の希望なのだ」
「…承知しております」

「明らかになってしまった使徒の存在、どうするつもりかね」
「…その件に関してはお任せを、既に対処済みです」

「何れにせよ、使徒再来による計画の遅延は認められない、予算に関しては一考しよう」
「…はい」

「では、後は委員会の仕事だ」

挨拶もなく、一人、また一人とホログラムが消えて行き、最後の一人を残し委員達の姿が消えた。

「碇、後戻りは出来んぞ」
「…解っております、全てはゼーレのシナリオ通りに」

ゲンドウは、にやりと口元を歪ませる。
キールの姿が消えると共にゲンドウは、ボソッと呟いた。

「…解っている。利害は一致している」



ゲンドウは、自らのカードでしか開かないエレベータのボックスを開けると、そこにあるボタンを押した。
一部の人間しか入れないセントラルドグマと呼ばれる場所をゲンドウは歩いている。
目的の扉を開け、中に入ると、鉄格子の中、全裸に白衣を纏ったレイを大人にしたような茶髪の女性が、椅子に座り端末を操作していた。

「あら、ゲンドウさん。シンジは元気ですか?」
「…あぁ」

その女性は、ゲンドウを見つけると立ち上がり、白衣を脱ぎ落としゲンドウの下へと近付いて来る。
その股間からは、愛液が滴り落ちていた。
鉄格子から手を伸ばし、ゲンドウは、その女性の胸を掴む。

「あっゲンドウさん。早く」

女性は、鉄格子の間から手を伸ばしゲンドウのスラックスのベルトを外し、ファスナーを下ろすと、下着毎下げた。
しゃがみ込むとゲンドウの物を口に咥える。
ゲンドウは、女性の頭を掴み髪を撫でている。

「…あぁユイ…」

そう、この女性こそ、シンジの母であり、東方の三賢者の一人である碇ユイであった。
使徒と死徒と、妖魔の研究の中、発掘したリリスと呼ばれる物と自分の卵子を使い、クローンの製造に成功したユイは、実は、まだ眠りについているリリスを無理やり起こす形になってしまった。
寝起きで機嫌の悪いレイは、自らを起こし、無理やり器に入れられた事に怒りを露にし、その場に居た碇ユイ、惣流キョウコ、赤木ナオコに報復を行った。

つまり、血を吸っただけの状態だ。
死徒に血を吸われただけのものは、従順な従者となる。
だが、その時、そばに居たシンジが、「お母さんを許して」と母を庇ったのだ。

レイは、そのシンジに眩い光を見た。
駆け付けたゲンドウは、ユイ達を元に戻してくれと頼んだ。
しかし、それはレイにも出来ないことだった。

レイは、今の身体が完全でない事をゲンドウに伝え、10年後、シンジを自分の物とする事を条件にユイの従者としての契約を解き、時が来れば妖魔、引いては使徒の迎撃を手伝う事を約束し、その小さい体で再び眠りについたのだ。
従属を解かれた従者は、見境無く生殖活動を行うことになると言われたが、ゲンドウは止む無しとし受け入れた。

それでゲンドウは、ユイ達をここに幽閉しているのである。
奥には、赤木ナオコと惣流キョウコも同じ境遇で働いている。
彼女達は、常に椅子に股間にディルドを嵌め、自慰をしている状態だ。

外に出すと、男と見れば、行き成り襲いだす。
この状態にして、一人で居ると自慰をしながら仕事が出来るのだ。

「…ユイ」

ゲンドウが声を掛けるとユイは、ゲンドウの物から口を外し、お尻を向けゲンドウの物を自らの中へと挿入させる。
不自由な結合でも、ゲンドウが一度射精すると、ユイも暫くは持つのだ。
一週間も放っておくと、1日中自慰ばかりとなってしまう。

夫の居ない赤木ナオコは、冬月が面倒を見ている。
惣流キョウコは、夫の惣流キノオだ。

「ゲンドウさん。シンジは寂しがっていませんか」
「…今は、4人も彼女が居るらしい」

「そうですか、大人になったのですね」
「…あぁ」

人類補完計画は、ゲンドウに取って元のユイを取り戻す手段であった。



「うぉぉ、聞きしに勝る広い家だな」

ブロンドのアスカは、シンジに連れて来られた家に入り感激していた。

「日本の家は、狭いと聞いていたが、ここは豪邸だな」

リビングのソファーにアスカは、腰掛けると、大きく足を組んだ。
その際、下着が見えたが、毎日、美少女達の物を見ているシンジには、特に感慨はなかった。

「見たな?シンジ。なんなら、下着の中も見せてやっても構わないぞ」

アスカは、少しシンジに対する色仕掛けのつもりだったのだが、シンジが指差す自分の後ろを見て、その場で制服を脱ぎ出している4人に逆に目を見開くこととなってしまった。
何より、大人しそうに見える、マユミやヒカリまでも躊躇なく脱いでいたからである。

「き、貴様達、羞恥心と言う物は、無いのか!」
「…貴女に言われたくないわ」

レイの言葉にアスカは、グッと言葉を詰まらせる。
確かにアスカは、今、シンジに下着を見せ付けたのだ。

「何か飲む?」
「あ、あぁそれでは、コーヒーを頼む」

「ブルーマウンテンで構わない」
「何!そんな高級な物があるのか?」

「ごめん、僕、コーヒー飲まないから、それしか知らないんだ」
「そ、そうか。勿論、それで構わないぞ」

「…私はアールグレイ」
「マナちゃんはアップルティー」
「シンジさんは、何になさいますか?」

「僕もアールグレイで」
「畏まりました。ヒカリさんは?」

「私もアップルティーにしようかな?」
「あっ私ケーキ付けて貰って!アップルパイが良い!」

「もう、マナさんたら、アスカさんもケーキ食べますか?」
「あ、あぁ、頂く」

「じゃぁ、全員分頼みますね」
「なんだ?出前でも頼むのか?」

「いや、メイドさんが居るから」
「そ、そうか、いや、これ程広いと必要だろうな」

そして、メイド服に身を包んだ女性が、5人分の飲み物とケーキを持って来た。
レイ達は、何時もは粗、裸なのだが、アスカが居るので一応今日は、大き目のTシャツとかYシャツを着ていた。
その下に下着は付けていない。

「落ち着いたら、家の中を案内して貰えば良いよ」
「うむ、お願いする。それと、一つ聞きたいのだが」

今度は、レイの方をアスカは向いていた。

「…何?」
「ローゼンクロイツの全ての遺産は、私が受け継いだ。単純に死徒が私独りとなってしまったと言う事だがな」

レイは、ケーキを頬張り、コクリと頷く。

「その中に、東の最果て黄金の国ジパングに、最強最古の死徒が居ると言う記述があった、あれは、お前達の誰かか?」
「…さぁ?」

「そうか、ところで見るからに貴様達の関係が歪なのだが、誰が誰の従者なのだ?」
「…ここに従者は居ないわ」

「何!それでは、全員、個別の死徒と言うことか?信じられん、こんなに日本に個別の死徒が居るなんて」
「…違うわ。貴女は、敢えて答えを避けている」

「ま、まさか…しかし、あれは伝説ではなかったのか?シンジ!お前はマスターなのか?」
「マスター?」

シンジは、何を聞かれたのか理解出来なかったが、レイが肯定する。

「…そうよ」
「まさか?!では、レイが伴侶なのか?」

その言葉にレイは、ポッと顔を紅くする。

「…そうよ」
「馬鹿な…では、レイは処女を捧げたのか?い、いや、ここに居る全員がシンジに処女を捧げたと言うことか?」

「…そうよ」
「シンジ、お前は一体何者なのだ?」

「ごめん、君が何を言っているのか解らないよ」
「す、すまん。ちょっと気が動転している。整理させてくれ」

「お風呂でも入りますか?」
「あ、あぁ、そうさせて貰う」



マユミに案内され、風呂場に行ったアスカは、「でかい風呂だなぁ」っと感じた。

「ここは、温泉なのでお肌に良いのですよ」
「ほぅ、それで皆綺麗なのだな」

「お世辞もお上手ですね」
「私は、本当に思った事しか口にせんぞ?」

「そうですか、それでは、皆にその旨伝えておきます」
「いや、そこまでしなくても良いと思うが」

「それでは、ごゆっくり、後でバスタオルと着替えをお持ちしておきますね」
「き、着替えか、あんまり過激なのは簡便してくれ」

(中々感が鋭い、でもまだ甘いですわ)

マユミは、こっそりと心の中で微笑んだ。

アスカは、風呂場に入り、その広さに驚愕する。

(これは、なんだ?温水プールか?)

あまり湯船に浸かると言う習慣のないアスカは、シャワーを見付けるとそれを使用した。
頭から熱めのシャワーを浴び頭をリラックスさせる。

「しかし、マスターか、考えたことも無かったな」

アスカは、頭からシャワーを浴びているため、緩いウェーブが掛かった髪は真っ直ぐ背中まで伸び、水滴が腰からお尻に掛けての曲線を流れていく。
上向いた乳房は、水滴を弾き、流れ落ちる水滴は、脂肪など感じさせないお腹にある臍を通り、その下にある金色の薄い恥毛を肌に張り付かせていた。

アスカが、思考に耽っているとガヤガヤとした喋り声とともに、浴室の扉が開いた。
誰か、入って来たのかとアスカが見たその先には、レイ、ヒカリが全裸で何も隠さず入ってくる。
その後ろに、やはり全裸のマナとマユミに引き摺られるようにシンジが入って来た。

アスカは、慌てて身を縮めた。

「な、なんでシンジまで入って来るのだ」

しゃがんで、出来る限り見える面積を小さくするアスカ。

「…さっきは下着の中を見せても構わないと言っていたわ」

レイは、そう言いながら、ヒカリと共に湯船に入って行く。

「そ、それは、そうだが、こんな皆が居るところではなくてだな」
「…見せるのは構わないのね」

「ほらぁ、アスカも困ってるじゃない」
「ここに暮らすなら今から慣れておかれた方が宜しいですわ」

「そうだよぉ、私達は皆で入るのに、アスカだけ一人じゃ避け物にしてるみたいじゃん」
「で、でも、今日逢ったばっかりだよ?」

シンジは、マナとマユミに両手を引っ張られているため、股間を隠す事も出来ない。
アスカは、シンジがこちらを向いていない隙に、レイの入っている湯船に飛び込んだ。
アスカが勢い良く飛び込んだため、レイとヒカリの顔に水飛沫が掛かる。

「…もう少し静かに入る事は出来ないの?」
「す、すまん、許してくれ」

湯船に首まで浸かり、アスカは身体を小さくする。
因みに、レイとヒカリは腰までしか使っておらず、その小さいながらも形の良い乳房を隠そうともしていない。

「ごめんね、アスカ。でもマナの言った通り、ここでは皆で行動する事が多いんだ。それでアスカだけ一人ぼっちになってしまうんじゃないかと皆心配しているんだよ。皆、一人の寂しさを知ってるから」
「わ、解った、シンジ。だから、そのいきり立ったものをこちらに向けたまま話さないでくれ。私には刺激が強すぎる」

アスカは、顔を真っ赤にし、口まで湯船に浸かってブクブクと言いながら抗議した。

「さぁ、シンジさん、お背中を流させて頂きますわ」
「今日もマナちゃんの泡踊りだぁ!」

何処からとも無く二人は、エアーマットを取り出し、そこにシンジを寝かせると、マナとマユミは自らにボディーシャンプーを付け、身体でシンジを擦り始める。

「い、何時もあの調子なのか?」
「…何時もは、私とヒカリも参加するわ」

「そ、そうか、気を使って貰って済まない」
「…貴女も混ざって来れば良いわ」

「い、いや、まだそこまでは心の準備が出来ていない」
「案ずるより産むが易しと言う言葉もありますよ?」

相変わらず口まで浸かってブクブク言っているアスカの手をヒカリが取って立ち上がらせる。
然程抵抗がなかったのは、混ざりたいと思っていたのだろうか。

「アスカ?」
胸と股間を手で隠しながらアスカがヒカリに連れらてシンジの元へやってくる。

「アスカちゃん、何恥ずかしがってるのかなぁ?」
「シ、シンジ…」

「アスカ、無理しなくて良いんだよ。僕達はこんなだけど、合わせる必要は無いし、合わせられないからここに住んじゃいけないってこともないから。勿論、嫌なら住む必要もないし」
「シンジ、何故、皆がお前を慕うのか少し解った気がする」

「おっ!流石アスカちゃん、それじゃぁ全部見せちゃえ!」
「ちょ、ちょっと待て!マナ」

「遠慮することは、御座いませんわ」
「ま、待てと言ってるだろ!」

アスカの制止も聞かず、マナとマユミは、アスカを抱え上げ、大股開きにすると、その股間の中心さえも指で開き、クリトリスの皮を剥き上げた。

「や、止めろぉ〜っ!」
「「きゃぁっ!」」

マナとマユミが、電撃に襲われ弾き飛ばされる。
アウカは、後方に一回転して膝立ちとなった。
弾き飛ばされたマナとマユミは、シンジが受け止めている。

「す、すまん、つい…」
「ほら、マナもマユミも調子に乗りすぎだよ。ちゃんと謝って」

「ご、ごめんなさい」
「申し訳ありませんでした」

マナとマユミは、土下座して頭を床のタイルに押し付け謝る。
マナとマユミに取って謝ると言うのは、この姿勢なのだ。

「い、いや、こちらこそ悪かった。そんな恐縮しないでくれ」

アスカは、そう言ったが二人共頭を上げようとしない。
僅かに肩が震えているのが解る。
泣いているのだ。

「シ、シンジ…」

アスカは、困った顔をしてシンジを見た。

「二人共、もう良いよ。アスカもああ言ってくれてるし」

「「はい」」

顔を上げた二人は、目を腫らしている。

「シンジ、私は、お前達が気に入っている。お前達と一緒に居たいとも思っている。シンジの隷属となるのも吝かではないと思える程だ。だが、やはり、最初は二人だけでして欲しい。すまん、先に上がらせ貰う」

そう言うとアスカは、立ち上がり扉へと向かった。
形の良いお尻がフルフルと揺れている。

「マユミ、案内してあげて」
「は、はい、畏まりました」

マユミは、そう言うとアスカの後を追う。

「すまん、少し一人にさせてくれ」
「はい、先ほどは申し訳ありませんでした。お着替えとお部屋へ案内させて頂きます」

「そうか、そうだったな。悪いがそれでは頼む」
「はい」

マユミは、そう言うと脱衣場でアスカに着替えを渡す。

「こ、これだけか?」
「はい、お部屋に行けば何でも御座いますので、お好きなものを着て頂いて構いません」

アスカに渡されたのは、丈の短いお尻が見えそうなバスローブ一枚だったのだ。

マユミは、バスタオルを一枚巻いただけで、アスカを案内する。
部屋の中へ案内し、クロークなどの説明して立ち去ろうとしたマユミをアスカは引き止めた。

「マユミ」
「はい、なんでしょうか?」

「私は、皆に嫌われただろうか?」
「いえ、そんな事は有りませんわ」

「有難う、私は人付き合いが下手だから、お前達と仲良くやれるか心配だった」
「それで無理をなされていたのですか?」

「少し、背伸びはしていたな」
「そうで御座いますか、今夜はごゆっくりお休み下さい。シンジさんの気持ちが全てですが私達は貴女を歓迎致します。多分シンジさんも」

「あぁ、奴は良い奴だな。この間まで虐められていたとは信じられん」
「ご存知だったのですか」

アスカは、ふっと笑う。

「調べたさ。1000体以上もの妖魔を一瞬で殲滅したNERVの戦士。断り続けていたNERVドイツ支部の話を聞いてこちらに来たのもそのためだ」
「わざわざシンジさんに逢うために来たと?」

「あぁ、使徒は我らの天敵だ。奴らの尖兵である妖魔を1000体以上も一瞬で葬り去り、使徒の1体さえも殲滅したと聞いた。我らの希望になると考えて当然だろ?」
「それで如何でしたか?」

「予想以上だった。最初に会った時もその戦闘力の高さに驚いたが、それよりもあの魂の輝きに驚かされた」
「魂の輝きですか?」

「あぁ、とても人の子とは思えん」
「・・・・・」

「あっ!すまんな引き止めてしまって。湯冷めしてしまうな、もう戻ってくれて構わんぞ」
「それでは、お言葉に甘えて失礼致します」

「あぁ、有難うマユミ」
「ごゆっくりお休みなさいませ」

マユミが去った扉をアスカは、じっと見詰める。
そして、扉の方へ行くとそっと鍵を掛けた。

ベッドに座り、自らの股間に手をやる。

(やはり、濡れている。感じていた訳ではない。期待していたのか?この私が?)

「くぅっ!」

先ほどマナとマユミにされた事を思いだし、クリトリスの皮を剥き、その先を摘んだ。

「くはぁっ!…はぁ…はぁ…」

ちょっと触っただけで簡単に逝ってしまった。
力を使ってまで跳ね除けたのは、こうなる事が解っていたからだ。
胸に手を当てると乳首までビンビンに起っているのが解る。

(これが本能と言うものか…)

強い魂に身体まで反応してしまう。
それが死徒の定めなのかとアスカは考えていた。



続きを読む
前を読む
戻る



新世紀エヴァンゲリオンは(c)GAINAX の作品です。
拙著は当該作品を元に作成した代物です。
inserted by FC2 system