第伍話
見知らぬ、快感


人類補完委員会、通信会議で行われる国際連合の実質的最高決定機関である。
召喚命令と言われても、実際この会議に呼ばれるだけであった。

議長は、ドイツのキールローレンツ、他議員はアメリカ、フランス、イギリス、ロシアの代表である。
つまり、実質はゼーレ幹部の表舞台と言う訳である。

そして、何時もと違うのはゲンドウが拘束されており、黒服の男に随伴されている事。

『碇君、ネルフとエヴァもう少し上手く使えんのかね』
『零号機に引き続き君らが初陣で壊した初号機の射出口に兵装ビルの補修・・・国が一つ傾くよ』
『まぁ、我々の先行投資が無駄にはならなかったとも言えるがね』
『聞けば、あの玩具を君は息子に与えたと言うではないかね』

『人、物、金、いったい幾ら使えば気が済むのかね』
『玩具に金を注ぎ込むのもいいが肝心な事を忘れちゃ困る』
『君の仕事はそれだけではないだろう』
『左様、人類補完計画、我々にとってこの計画こそがこの絶望的状況下における唯一の希望なのだ』

「承知しております」

『とても承知している所業とは思えないな』
『電報のような手紙一枚で、他支部からチルドレンを召喚。正規の手続きを何も通さずエヴァに搭乗を命令。一体君は何を考えているのかね?』
『とても一組織の長の行動とは思えんよ』

「チルドレンとして呼び出したのでは御座いません。偶々親として呼び出した時に使徒が襲来しただけです。そこに有効な道具があれば使うのは当然と言う物です」

『馬鹿を言って貰っては困る。使徒襲来は君達NERVが提唱した予定通りだ』
『つまり使徒襲来時期を狙って呼び出したのは、明白では無いかね』
『召喚を命じても第二支部が拒否すると考えたのだろう』

『あ奴は、碇を蹴落とす事に夢中だからな』
『赤木博士も居る事だ。すんなり召喚出来ないのは目に見えておるな』
『それで親の地位を利用したのかね?全く傲慢極まり無い男だな』

『愚作としか言い様が無いよ』
『このような組織の構成を蔑ろにするような行動を、長自ら行ってもらっては収拾が付かないのだよ』
『当然、司令たる自覚も資格も無しと、多数の抗議が来ている』
『10年以上放置した息子を呼び出す手紙とも思えんしな』
『左様、これで人格と知性も疑われているのだよ?解っているのかね』

「端的に用件のみを伝えただけです」

『端的過ぎるのでは無いのかね?』
『他支部のチルドレンに何の説明もせず只「出撃」の一言では、君の義務を放棄しているとしか判断できんよ』

「説明は作戦課長と技術部長の仕事です」

『しかし、その権限を与えていなかった』
『現に、君に逢うまで何も知らせてはならんと指示されていたと、その二人の報告書には書かれているな』

ゲンドウは、血が滲み出る程、唇を噛み締めていた。
確かにその命令を下していたのである。

『今回は大目に見るが、司令は解任とする』

「後任には誰を?」

『君の気にする所ではない』
『碇、今までご苦労であった』
『心配する事は無い、君には次の仕事を用意してある』

「人類補完計画から手を引けと?」

『いやいや、人類補完計画そのものだよ』
『君にはそのまま旧東京へ行って貰う』

「ま、待って下さい!」

急にゲンドウが焦りだした。
水没しているはずの旧東京、それは一体何を意味するのか。

『期待しているぞ、碇』
『では、後は委員会の仕事だ』

ブンと言う音と共に、ゲンドウの言葉など聞かずに立体映像が消える。

「来いっ!」
「くっ!離せ!離せぇ〜っ!」

普段、沈着なゲンドウとも思えな乱し様で、ゲンドウは黒服に引き摺られて行った。



シンジとマユミは病室に向かっていた。
勿論レイに逢いに行くためである。

コンコンとノックをするシンジ。

「・・・はい」

小さいながらも返事が返ってくる。

「お邪魔します」
「・・・碇君」

ベッドに横たわり、顔を扉に向けただけのレイが、慌てて起き上がろうとする。

「あっ!そのままで良いよ」

シンジも慌てて駆け寄り、レイを寝かし付けた。
その後ろからマユミが、静かに入って来る。
マユミはシンジがレイを寝かし付けると、レイにシーツを優しく被せた。

「酷い怪我だね?一体どうしたの?」
「・・・零号機の起動実験で暴走」

「暴走しただけで、そんな大怪我になるの?」
「・・・エントリープラグが緊急射出されたの」

「えっ?それで何で?」
「・・・屋内だったの」

「それはシェーカーの中で振り回されたような物ですねぇ」
「なんでそんな事に・・・」

「・・・仕組まれたの。零号機が言っていた」
「仕組まれた?!」

「シンジ様のお父様ですね」
「あれを無理して父と呼ばなくて良いよ」

「それでは失礼して、鬚眼鏡の奸計で御座います。多分レイ様が自分にとって大事な存在と思わせるためです」
「なんで、それで綾波がそんな風に思えるのさ」

「何も知らなければ、暴走し、緊急射出したエントリープラグにいち早く駆付けて来てくれた人となるはずだったのです」
「救護班はどうしたのさ」

「用意されていませんでした。しかもこんな大怪我になるとも思っていなかったようです。まぁ死んだら代わりが居ると思っていたのも確かですが・・・」

それを聞いてレイの表情に影が差す。
それを見たシンジはレイの手を握った。
慣れない感覚にシンジの方を見ると優しく微笑んでいたため、レイは頬を紅くする。

「兎に角、綾波も本来の姿に戻ろうよ。そうしたら、そんな怪我なんてすぐ治るんだろ?」
「・・・本来の姿?」

「はい、レイ様は現在、魂を分化し過ぎております。地下のリリスと、後、その・・・沢山のダミープラグの素をLCLに戻し、全ての魂を取り込めば本来の姿に戻ります。初号機に有った魂は既にレイ様と素体の中ですし」
「・・・そうなの?」

「はい、残るのは零号機になりますが、これは大した問題ではありません。レイ様は元々魂の量が桁違いなのです」
「・・・そうだったの」

自分の知らない事を知っているマユミ。
レイはさっさとマユミ達と合流しておけばよかったと、僅かに後悔していた。

「行こう」

そう言うとシンジはストレッチャーを持って来る。
シンジとマユミに抱えられストレッチャーに乗るレイ。

3人はターミナルドグマへと向かった。



「ナオコ君、私はこれから一体どうなるのかね」

重々しい静寂に耐え切れなくなったように冬月が問いかけた。
セフィロトの樹が描かれ、必要以上に暗く重苦しい空気が漂う司令室で、二人っきりで沈黙が続けば致し方無い所だろう。

ゲンドウは、存在自体が重苦しかったが、小心者である事が解っていたため、ある意味冬月に取っては、それ程、重圧を感じる存在では無かったのだ。
しかし、今、横に居るナオコに至っては、ゲンドウが殺そうとした人間である。
当然だが、当時、自分がその事を知っていた事も知っているだろう。

反対したと言うのは気休めにもならない。
結果的に助けなかったのは、同意していたと見られても仕方の無いことであるからだ。

「それは先生が決めて下さいな。私は臨時の司令代理に過ぎませんわ」
「いや、自分自身ではどうにもならんだろ。現にあれから碇の姿も見ていないしな」

「ゲンドウさんは旧東京ですわ。私に与えられた時間は3週間。あまりにも少ないですわね」
「旧東京に何かあるのかね?それより3週間とはどう言う事かね?」

「あら先生もご存知なかったのですか?では、旧東京については追々と言う事で、3週間と言うのは、それが私が司令代理を務める期間と言う事です」
「その後は、新しい司令が来ると言う事かね?」

「そうですね。選抜と移動合わせて3週間と見積もったのでしょう」
「成る程な、それでその3週間の間に何をするつもりかね?」

「それは先生が身の振り方を決めて下さらないと話せませんわ」
「それが、私自信で決めろと言う事か」

冬月の言葉を聞いて、ナオコはニッコリと微笑んだ。
ここに来て漸く冬月も、少し気を抜く事が出来たようだ。

(さて、ナオコ君に付くか、このままゼーレの指令を待つかと言う所か)

ゼーレの指令は、自分に取って好ましい物では無いだろう。
旧東京と言うのが何を示すのか解らないが、ゲンドウも終わったと考えて良いだろう。
次の司令候補は、何処かの支部長と推測される。
どの顔を思い浮かべても、明るい未来は見出せない。

(ユイ君の望んだ世界は、もう見れそうにないな)

冬月は、凄まじい勢いで計算していた。



シンジ、マユミ、レイの3人はターミナルドグマでリリスと対峙していた。

「これがリリス・・・」

3人の眼の前には紅い十字架に貼り付けられ、七つ目の仮面を被せられ、胸部より下が無い白い巨人が居る。

「さぁレイ様、リリス様にお戻り下さい」

コクンとレイは頷くと、ストレッチャーに横たわり目を瞑る。
除々に浮かんで行くレイの身体。
シンジとマユミが見守る中、レイはリリスへと還って行く。

(・・・ただいま)
(おかえりなさい)

白い巨人に吸収されていくレイ。
レイを取り込んだ白い巨人は、一気に下半身を再生するとズルッと十字架から抜け落ちた。

エヴァがリフトオフされた時のように上半身を倒れさす白い巨人。
七つ目の仮面が剥がれ落ちて行く。
それと共に、光り輝き、白い巨人は収縮して行った。

「美しいです」
「綺麗だ」

シンジ達の眼の前には、6対12枚の羽を携えた真っ白なレイが空中に浮かんでいる。
それは、淡い光を纏った、天使そのものであった。

天使の目が開きシンジ達を見据える。
その瞳はレイの真紅の瞳であった。
微笑むシンジとマユミ。

その笑顔を見て、薄い笑みを浮かべながらレイは二人の下へ降りてきた。
全裸であるのだが、真っ白であるため彫刻のようなレイ。

「・・・碇君」
「綺麗だよ。綾波」

「・・・な、何を言うのよ」

真っ白だった顔に紅身が差す。

「本当に綺麗ですよ。レイ様」

「・・・こんな私で良いの?」
「何を言ってるのさ。さぁ他の魂達も解放してあげようよ」

レイはコクンと頷くと、セントラルドグマのダミープラントへと足を進めた。

ダミープラントに入ると何の動作もなく、水槽の中の大勢のレイ達が崩れ出す。
レイの周りに集まる淡い蒼い光がシンジとマユミにも見て取れた。

「・・・今までごめんなさい。これからはずっと一緒」

そう言うとレイの中に吸い込まれていく光達。
いや、光自らレイの中へと入って行くように見える。

暫く光り続けていたレイが除々に光を失って行く。
光が無くなった時、そこに立っていたのは、傷一つ無い蒼銀の髪に紅い瞳の、綾波レイであった。

「レイ様、これを」

マユミは病室から持ってきたのであろう、レイの唯一の服装である制服を手渡す。
レイはそれを受け取ると無造作に着て行く。
バーゲンセールで買って来たような色気の無い下着。

(これは、下着とか艶っぽい着方とか色々教えないといけませんねぇ)

マユミは密かに色々な計画を立てている。

「行こうか」

レイが制服を着終えた時にシンジが声を掛けた。

「・・・何処に?」
「僕達の家さ。ナオコさんが用意してくれたんだ」

「ナオコさん達の隣ですけどね。3人で住めるそうです」
「・・・そう、解ったわ」

素っ気無い物言いだが、嬉しそうなレイ。
3人が去ったダミープラントには、LCLしか無かった。



「本当に良いの?」
「はい、そうして頂かないと、自分自身どう暴走してしまうか見当も付かないのです」

「解ったよ。じゃぁ脱いで」
「はい」

マユミは返事をすると、服を脱いで行く。
まず、ワンピースの背中のホックを外し、ファスナーを下げるとストンと足元に落とす。
白いソックスの周りに、輪になる薄いワンピース。
下着は上下お揃いの白いシースルーなシルク。
ハーフカップかと思われるブラジャーは、マユミの豊満な胸のせいで、なんとか乳首を覆っている。
しかし、シースルーなため、そのピンクの乳輪と乳首の位置は、はっきりと解った。

腰骨より、かなり下で結ばれているリボンは、横で結ぶタイプのパンティ。
恥毛がないために、縦のスリットがしっかりと透けていた。

背中のホックを外し、ブラジャーを足元に落とす。
恥ずかしいのか後ろを向いてパンティを下ろした。
逆に後ろを向いたため、パンティを足から抜く時にはシンジの方からは、肛門や少しはみ出した大陰唇まで覗く事が出来た。

そのまま、靴下を脱ぐマユミ。
その間、シンジの方からは何度も、その大事な部分が見える事になる。
これも淫魔である、マユミの計算なのかもしれない。

全てを脱ぎ終わったマユミは、シンジの方を向き、直立の姿勢を取る。
無毛のスリットも豊満な胸も隠す事なく、シンジに正対するマユミ。
その頬は、紅く上気していた。

「お尻を出して」
「はい」

全裸のマユミが四つん這いになり、お尻を突き出す。
既に感じているのか、その股間は濡れていた。
突き出されたお尻を撫でると、シンジは両手でお尻を割り開く。

「あっ」

突然、普段肉に覆われている箇所が空気に触れ、マユミは声を漏らした。
指で縦になぞると、小さく引くつく蕾。
小振りでピンク色をした大陰唇を広げると、更にピンクの小陰唇と淫核が顔を出す。
マユミの淫靡でフルーティな香りが漂って来た。

「くぅぅっ」

シンジは、指で両方の穴を解すと、二本のディルドが装備されたベルトでマユミの股間を埋めて行く。
まず細い一本目を膣に入れ、何度か出し入れすると、次に太い方を膣に差し込む。
そして濡れて滑りがよくなっている細い方を、肛門へ挿入した。

「くはっぁ!」

両方の穴を塞がれ、その上からベルトで締められるマユミ。
ベルトを締めると、淫核だけがむき出しになる仕掛けだ。
そのままベルトに繋がっている他のベルトで四肢を固定し、不自由な姿勢しか取れない形へと固定していく。
太腿や、二の腕など、要所要所を拘束具で固められ、除々に自由が奪われていくマユミ。

豊満な胸がベルトで更に強調され、更に豊満なお尻がヒップアップされ強調される。

この拘束具は、マユミ持参のマユミの能力を封じる効力があるものだ。
自らが、感じすぎて能力が暴走する事を恐れてのマユミの判断である。
能力を封じると言っても、漏れ出すのを抑える程度で、マユミがその気になったのを封じ込める程の効力は無い。

全ての装備を付け終えられたマユミは、両手は後ろで固定され、足は折った形で広げられ、胸とお尻を突き出す形で固定されていた。

「・・・良い格好ね。マユミさん。後でたっぷりと可愛がってあげる」
「有難う御座います」

そう言うマユミの股間は、既に愛液が溢れ太腿すらヌラヌラと光っている。
シンジは口枷と首輪を付けると、マユミの乳首を指で弾いた。

「かはっ!」
「もうビンビンに起っているね」

SMチックに固定されたマユミと、制服姿で佇むシンジとレイ。
かなりシュールな佇まいである。

マユミの目は既にトロンとしており、腰をもぞもぞと動かしている。
嵌められた口枷からは、既に涎が垂れ出してしる。
淫靡な匂いが辺りに立ち込め始めていた。

「・・・碇君」
「綾波・・・」

マユミの前で抱擁し、濃厚な口付けを交わす二人。
意地悪なようであるが、これもマユミの願いなのである。
二人の行為の場に同席させて貰いたいと言うのがマユミの言であった。

既にシンジとしてはマユミに見られる事はなんでもない。
レイにしても羞恥と言う物が薄く、今の状況を作り出してくれたのはマユミに他ならないため、その望みを叶える事に否は無かったのである。

シンジはレイの制服のリボンを解く。
レイは自ら制服のジャンパースカートを脱いだ。

足元に落ちる制服。

シンジはレイのブラウスのボタンを外すと、手をブラジャーの中に入れ、胸を揉む。
その際に乳首を刺激する事も忘れない。
この辺りの性技は、マユミに教え込まれていて、考えなくても体が勝手に動くのだ。

唇を離さないまま、シンジはレイからブラウスを脱がす。
シンジの首に自らの腕を捲き付けるレイ。
シンジはレイを抱きしめる形でブラジャーのホックを外し、自分とレイの身体に挟まれているブラジャーを引き抜く。

シンジのシャツのボタンを外すレイ。
シンジは、レイのパンツを降ろす。
手で降ろせる所まで降ろした後は、足で降ろし、そのままレイの足から抜き取る。

一旦レイから離れ、シンジはシャツを脱ぎ、ズボンと一緒にトランクスも脱いだ。
全裸で対峙するシンジとレイ。
その様子を見ていたマユミは、拘束ベルトにより剥き出しにされた淫核を床に擦り付け自慰を行っている。

レイの身体をジッと見つめるシンジ。
紅く上気した顔。
細い首。
小振りだが形の良い乳房にツンと自己主張しているピンクの乳首。
括れたウェスト。
なだらかな曲線を描いている腰からすっと伸びている長い足。
その付け根には、既に濡れ始め一本の筋のように光るスリット。
キュッと引き締まった足首。
そして、その全身は透き通るように白く染み一つ黒子一つない。

レイはその場にしゃがみ込むと、シンジの陰茎を口に咥えた。

「綾波?」
「・・・今日は私の穴全てを埋めて貰うの」
「そんなに急がなくても時間はたっぷりあるよ」

フルフルと首を横に振るレイ。
咥えたまましないで欲しいとシンジが思ったのはご愛嬌。

「・・・今日は10年分を埋めて貰うの」

上目遣いにシンジを見るレイは、シンジの壷にどっぷりと嵌った。

「解ったよ。綾波」

シンジはレイの蒼銀の頭を掴みレイのしたいようにさせる。
最初はチロチロと雁の部分を舐めていたレイは、深く咥え込み、ディープスロートを始めた。
一層レイが激しく顔を動かし、シンジは一回目の射精を済ませる。

ゴクンと言う音と共にシンジの迸らせた物を飲み込むレイ。

シンジはレイをお姫様抱っこすると、ベッドへと移動した。
移動したと言ってもすぐ横である。
そして、口付けから入念に愛撫を行う。
耳、首筋、胸、乳房、乳首、脇、脇腹、臍、腰、脚の付け根、そして秘所へと唇と舌を這わせた。
その間、手での愛撫も怠らない。
胸を揉み、お尻を揉み、太腿を揉み、レイの全身を唇と舌と手で愛撫する。

そして、遂に自らの逸物をレイの中へと挿入した。

「うっ!」

破瓜の痛みに、顔を歪めるレイ。
激しく腰を動かすシンジ。
一層、腰の動きが激しくなり、いきなり静寂が訪れる。

ハァハァと荒い息を立てる二人。

シンジはレイをひっくり返すと、お尻を突き出させた。
今度は後ろから唇と舌を這わせるシンジ。
うなじから、背中、お尻へと移動していき、肛門へと舌を挿入させる。

一頻り口での愛撫を行った後、今度はレイの肛門へと挿入した。
腰の動きが激しくなった時、レイの様子が変わった。

「かはっ!」

膣への挿入では、破瓜の痛みから絶頂へは導かれなかったが、力を全く入れずシンジを受け入れているレイは、今、絶頂を迎えようとしていた。

光輝くレイの身体。
しかし、シンジは一層激しく腰を動かす。

「あぁっぁっぁっ!」

三度目のシンジの射精と共にレイは絶頂を迎えた。
身体を向き合わせシンジを抱きしめるレイ。

「・・・ありがとう」

レイがそう言うと輝きが一層増し、そしてシンジはレイと一つになった。

「あぅああっ!」

口枷をされたまま、声を上げているマユミ。
シンジが消えた事に目を見開いている。

「・・・大丈夫」

レイはそう言うとマユミの元へ行き、口枷を外すと濃厚な口付けを行った。

「プハッ!」

窒息しそうな口付けの後、レイはマユミの胸を揉みだす。

「あっぁん、シ、シンジ様は?」
「・・・私の中よ、今から二人で貴女を責めてあげる」

そう言ってレイが浮かべた笑みに背筋に悪寒が走るマユミ。

「二人で?」
「・・・そうよ。ほら」

そう言って立ち上がったレイの股間が、見る見る盛り上がり陰茎を象った。

「こ、これはシンジ様!」
「よく解ったね。マユミ」
「シンジ様!」

その時のレイの顔は髪と瞳の色は元のままだが、シンジとなっていた。

「・・・それにこんな事も出来るの」

一瞬でレイの顔に戻り、そして、股間の陰茎が二股に分かれる。

「ひっ!」

レイは、マユミの悲鳴にお構い無しで腰のベルトを外し、二本のディルドを引き抜くと、そこに二本に分かれた自らの陰茎を埋め込む。

「くはっ!」

今まで散々、お預けを食らった形となったマユミの股間は、既にドロドロであり、あっさりとそれを飲み込んだ。

「・・・どう?」
「す、凄いですぅっ」
「・・・碇君も楽しんでいるわ」

二人の想い人と一体化した女神と淫魔の行為は、その相乗効果から3人に凄まじい快感と充足感を生み出している。

「くはっ!」

レイの創り出した陰茎は、有り得ない長さとなり、マユミの肛門から直腸を抜け小腸にまで達している。
膣の中では、有り得ない形となり子宮口を包み込み、子宮口の中にさえ伸びていた。

その陰茎の本来の持ち主であるシンジにもその快感は伝わってくる。

マユミは、普段は抑制している淫魔本来の能力が解放され、相手の触覚全てを快感に変える。
貪り合う唇。
シンジはレイの身体を通しマユミの粘膜を感じ、マユミに蹂躙される粘膜を感じる。
マユミはレイを通しシンジを感じ、レイは自らの感覚とシンジの感覚で快感が2乗される。

幾ら射精してもレイ本来の力ですぐに復活するし、シンジ自身はレイの中に居るため疲れない。
溶けてしまいそうな3人の快楽の行為は夜通し行われた。



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新世紀エヴァンゲリオンは(c)GAINAX の作品です。
拙著は当該作品を元に作成した代物です。
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