第弐拾伍話
百年の計


「やぁ、君可愛いね。僕とお茶でもご一緒しない?」
「パラダイスのマスター?何言ってるんですか?

シンジは、街でマナに声を掛けた。
マユミにしてみれば、マナの行動を調べる事など造作もないことである。
戦自に拉致される前に、シンジは、まずマナを確保しようと考えたのだ。

「あっ覚えていてくれたんだ」
「そりゃ、有名ですもの」

「有名って、僕が?」
「マスターと言うより、二人の綺麗でちょっとエロチックなウェイトレスさん?」

「あぁ、綾波とマユミね」
「綾波さんて言うのですか?」

「そうそう、彩どるに人並みの並ね」
「あっそうなんだ?」

シンジは、ペロッと舌を出す。
咄嗟に浮かんだ言い訳だ。
行き当たりばったりにしては、良い言い訳だ、自分の名前でこれで行こうと思っていた。

「どうかした?」
「いえ、私の知り合いにも綾波さんて言う人が居るので、綾瀬の綾に海の波ですけど」

「へぇ〜奇遇だね。でも同姓同名だって世の中沢山居るからね。ところでお嬢さんのお名前は?」
「私は、霧島マナ。マナで良いですよ」

「そう、僕は碇シンジ。船の錨ね。僕もシンジで良いよ」
「へぇ〜、本当に似た名前って一杯居るんですね」

「僕も、誰かに似ていた?」
「やっぱりクラスメートに碇シンジ君って言うのが居るんです。石辺に定めるの碇ですけど」

「へぇ〜それは奇遇だね。一度逢ってみたいな」
「お店に何回か通ってるはずですよ?」

「そうなの?」
「えぇ、綺麗な人とエロい人が居たって男の子達で話してましたから」

(あはは、マユミが聞いたら怒るだろうなぁ…)

「エロいって言うのは、やっぱり眼鏡の方?」
「当然ですよ!あの胸、あの腰、あのお尻に、あの服装!もう私なんて顔が赤くなっちゃいますよ」

「あはは、言っておくよ。そっか、やっぱりあの二人は有名なんだ」
「そうですよ!だけど、その二人に恋人らしき影が見当たらない。しかも聞いた所によると、エロい人は、ご主人様が居るって言ったって言うんですよ!」

「いや、マユミって言う名前があるから」
「そ、だから、シンジさんも有名なんです」

「なんで?」
「絶対、とちらかの彼氏、もしくは」

「もしくは?」
「二人共託ってるって!」

「あはは、僕に、そんな甲斐性がある訳ないよ」
「そこが、問題なんです」

マナは、すっかりシンジとの話に夢中になっていた。
実は、マナもシンジがどちらかの彼氏だと思っている。
あんな綺麗な人達の彼氏なのだから、何か凄い魅力があるのだろうと思っているのだ。

しかも、シンジは、マナの中で射程範囲内だった。
もし、どちらも彼女じゃないのなら、立候補しても良いかな?などと考えている。
ムサシや、この世界のシンジより、よっぽど現実的だと夢見ていた。

「ところで、マナちゃん」
「なんですか?」

「僕、今日非番なんだ。よかったらデートしない?」
「さっきの本気の軟派だったんですか?私、中学生ですよ?シンジさんてもしかしてロリコン?」

「まぁね、マナちゃんみたいな可愛い娘とデート出来るならロリコンと呼ばれても良いさ」
「またぁ、やっぱりマスターなだけありますね。口が上手なんだから」

マナはケタケタと笑う。

(こんな、明るく笑う娘が数日後には居なくなっちゃうなんて、やっぱりリリンの損失だよね)

「マナちゃんは、彼氏とか居るの?」
「えぇ〜居ませんよぉ」

「でもこの間、お店に来てたのは、彼氏じゃないの?」
「え?あれは、腐れ縁って奴ですよ」

「いや、追いかけて行った方だよ」
「あ、あれは…」

今までケタケタと明るかったマナが、俯いてしまう。

「なんか訳があるみたいだね。じゃぁ、今日は僕と美味しい物でも食べて、楽しく過ごそう!何が食べたい?」
「じゃぁ…」

マナは、今まで沈んでいたのが嘘のように、チェシャ猫のような笑いを浮かべた。

「焼肉!」
「これは、また色気のない。やっぱり男より食い気かな?」

「良いでしょ?私、一度で良いから思いっきり美味しいお肉をお腹一杯食べて見たかったの!」
「了解しました、お姫様のご所望通りに」

シンジは、そう言って肘を差し出す。
マナは、それを見て一瞬考えたが、すぐにその腕に抱き付き笑顔を見せていた。



カランと音がして扉が開いた。

「…おかえりなさい」
「拉致に成功したのですね」

シンジは、マナを負ぶって店に帰って来た。

「拉致って、酷いなぁ」

そう言うものの、シンジは、あの後、マナと焼肉を食べに行き、その後カラオケに行った。
その時、マナの飲み物に一服盛ったのだ。

「じゃぁ、マユミ、任せるよ」
「お任せ下さい」

シンジは、マナを寝室のベッドに寝かせるとマナをマユミに預けた。

「見て行かれないのですか?」
「…綾波のご機嫌を取って来るよ」

「畏まりました」

シンジが下へ降りて行った後、マユミは、マナの制服を脱がせる。
下着や靴下も脱がせ、全裸にすると首輪から繋がっている拘束具を装着させて行く。
胸を包むが、乳房は剥き出しになり、腕は後ろ手に繋がれる。

足は曲げた形で固定され、M字開脚状態となる。
最後に股間に這わすベルトは、クリトリスを剥き出し、膣とアナルの入り口を開いた上体に固定し、蓋をする。

「さて、後は、口枷をして終了です」

マユミは、その状態のマナに負担が掛からないように枕で固定し、自ら服を脱ぎ出した。
マナと同じ拘束具を自分へも器用に装着して行く。
マナと違うのは、股間のベルトに二つディルドが付いており、更に一本の管が付いていることだ。

マユミは、その管を尿道に差込みディルドを膣とアナルに入れ、自ら口枷をすると、最後に手を後ろに持って行き、カチッと嵌めた。
これで、自分で取ることは出来なくなる。
マユミは、股間のディルドを動かすスイッチを足で入れると、そのままシンジ達が来るのを待った。



マナが気が付いた時、自分の身体が不自由な事にまず気が付いた。
そして、裸である事に気付き、恥ずかしさが込み上げて来る。
何故、自分はこんな格好なのかと、気が付く前を思い出そうとしたが、聞こえてくる声に思考を停止させられた。

所謂、喘ぎ声と言うものであったためだ。
声の聞こえる方を見ると、クラスメートと同じ蒼銀の髪の女性が、全裸で男の人の上に跨り腰を振っていた。
その脇には、自分と同じように拘束された、豊満の肉体の持ち主が、床に頭を付けお尻を突き出した格好でビクビクと痙攣している。

自分も転がされると、あんな格好になってしまうと思い、顔を真っ赤にした。
良く見ると、股間から二本の何かが飛び出している。
こちらを見て微笑んでいる顔を見て、シンジの店のマユミだと言うことが漸く解った。

「むぐぅぐぅ」

声を出そうとして、口に大きなボール状の物が嵌めれている事に気付く。

「やぁ、気が付いたね」
「ぐぐぐぐぅ」

それは、記憶にある喫茶店のマスター、シンジであった。
蒼銀の髪の毛の女性は、髪の色こそ違うが、レイに間違いない。

(やはり、二人とも…でも、こんな…これじゃぁ鬼畜じゃない!)

マナは、盛大に心の中でシンジの事を詰った。

「ところで、少し、僕の話を聞いてくれるかな?」
「むぐぐぐぐぅ」

シンジを睨みつけ、「何か着せて」とマナは言ったのだが、シンジにそれは解らない。

「やっぱり駄目かぁ…じゃぁ強制的に暫く監禁しておくしかないかなぁ」
「むぐぅ」

今度は、「違う」と言ってるのだが、やはりシンジには伝わらない。

「何言ってるか、解らないなぁ。騒がないって約束してくれる?約束してくれるなら、その口枷を外してあげるけど」

マナは、コクコウと頷いた。
このままでは、コミュニケーションにならず、何をされるか解らなかったからだ。
シンジは、ニッコリと微笑むと、マナの口枷を外した。
シンジの後ろでは、レイがマユミの拘束を解いている。

「ぷはぁっ!どうして黙ってこんな事するんですか!言ってくれれば良いのに」
「言ってくれればって…」

「私、シンジさんなら、良いかなってちょっと思ってたんですよ!」
「いや、まぁその話は置いておいて、僕の話を聞いてくれないかな?」

「良いですけど、その前にこれ解いて何か着させてくれませんか?」
「それは、マユミの趣味だからなぁ」

「拘束は解く訳には行きませんね。取り合えずこれを掛けて差し上げましょう」

そう言って、マユミは、大きめのバスタオルをマナに羽織らせる。
取り合えず身体を隠すことに成功したマナは、一息ついた。

「どうして解いてくれないんですか?」
「うん、取り合えず、逃げ出されると面倒な事になるからね」

「裸で逃げ出したりしませんよ」
「それは、そうだと思うけどね。戦自に見つかると、マナちゃん殺されちゃうから」

「ど、どうして私が!」
「うんと、ムサシ君だっけ?彼をね誘き寄せる囮ってところだね。それで出てきたところをNNでドカンってことさ」

「どうしてそんな事が解るんですか!」
「信じて貰えないかも知れないけど、僕は、碇シンジだって言ったでしょ?」

「え?でも字が違うって」
「そう言う事にしておかないとね。かといって慣れ親しんだ名前は、そうそう捨てれなくてね」

「じゃ、じゃぁ彩並さんは、綾波さんてこと?確かにその髪の色は、同じだけど…」
「そう言うことだね」

「そ、そんなの信じられない!碇君は綾波さんを選んだってこと?」
「だから、言ったでしょ?マナは死んでしまったんだよ」

「そ、そんな、嘘、私をからかってるのでしょ?」
「僕は、マナを説得できなくてね。マナは、ムサシ君を説得したいって」

「む、ムサシは?」
「まだ、トライデントのところに居るんじゃないかな?」

「そうじゃなくて、その時ムサシはどうしたの?」
「あぁ、マナを助け出そうとして出てきたよ。君は檻に入れられていたんだ」

シンジは、辛そうに話す。
場違いなのは、レイとマユミが裸のままベッドに腰掛けていること。
バスタオルに包まれては居るが、マナがM字開脚状態で拘束されていること。

俄かに信じられる話では、ない。
しかし、シンジもレイも確かに、碇シンジと綾波レイの面影がある。

「こうすれば、信じられるかい?」

シンジがそう言うと、シンジ、レイ、マユミがマナと14歳の容姿となる。

「し、シンジ君に綾波さん…そんな馬鹿な…私は夢でも見ているの?」
「マナ、僕は、君のファーストキスの責任を取っていない」

「ど、どうしてそれを!」
「僕は、碇シンジだから」

「わ、解ったわ、信じる。だけど、どうしてシンジ君が二人居るの?どうやったの?」
「サードインパクトって知ってる?」

そう言っているうちに3人とも元の容姿に戻って行く。
レイなどは、髪の色まで変わって行った。

「使徒が起こすって…」
「まぁ誰が起こしたかは、置いておいて、僕達はその世界から来た」

「タイムスリップ?」
「どうだろうね?平行世界かも知れない」

「私は、どうすれば良いの?」
「灯台元暗しってね。ここでアルバイトしながら時を待てば良いと思うよ」

「ムサシは?」
「うん、後で聞いて来るつもり」

「助けてくれないの?」
「彼は、意固地だからね。マナの説得にも耳を貸さなかったし、トライデントがあればエヴァにも使徒にも勝てると思ってるし」

「勝てないの?」
「NNに耐えれないのでしょ?エヴァも使徒も耐えれるんだよ?」

「そ、そんな…私達は何のために…」
「じゃぁ、僕は、ちょっとムサシ君のところに行って来るから、マユミと遊んでて」

「遊んでてって…」
「それじゃ、私と遊びましょうね」

「ちょ、ちょっと待って下さい!何するつもりですか?!」
「楽しく、気持ちの良いことですわ」

ニッコリと微笑んで自分の方へ来る全裸のマユミに、マナは、背筋に悪寒が走った。



シンジは、レイと共に湖畔に遣ってきていた。
一人で良いと言ったのだが、レイが付いて来ると言ったのである。
レイにしてみれば、マユミがマナを弄んでいるのを見ていても詰まらないと言うところだろう。

マナは、シンジが攫ったため、戦自では、ロストとなっている。
人の目がシンジを追いかけるのは、不可能である。
尾行していた戦自の人間達も、突然消えたようにしか見えなかった。

戦自がムサシを放置しているのは、少年兵の存在をトライデント毎、消滅させるためだ。
そこにマナを囮にすることにより、一石二鳥を狙っていたのである。
死人に口無し。

後は、脱走兵と言うことで処理するのみである。
そのため浅利ケイタの身柄も確保した。
既に死体であったが。

「最初から仕組まれていたんだよね」
「…彼らも仕組まれた子供達?」

「そう、大人の私利私欲のために使い捨てにされた命さ」
「…碇君」

「だって、ほら、あんな所で火を焚いているんだ。いくらでも確保出来るだろ?」

そう、シンジが指差した方向には、森の中にほんのり灯りが灯っている。
見つけて下さいと言わんばかりだ。

ガサッと言う音にムサシは、反応し、銃を構えた。

「誰だ!」
「やぁ、ちょっと道に迷ってね。灯りが見えたんで来てみただけなんだけど、物騒だね」

両手を挙げるシンジと、シンジの影に隠れるレイ。
レイの場合は、演技である。
しかし、流石にムサシも怯える女性に向かって銃を向けるのは、躊躇われたのか、銃を下ろした。

「ところで、サバイバルゲームかい?」
「違う!」

「そう?ちょっと暖を取らせて貰って構わないかな?彼女も疲れちゃったみたいでね」
「あぁ、構わない」

ムサシは、どかっと座ると、薪をくべ始めた。
シンジとレイは、ムサシの向かい側に座る。

「君、名前は?僕は、シンジ、こっちはレイ」
「!?ムサシだ」

ムサシは、一瞬驚いたように眼を見開いたが、それだけ言うと、また焚火を見ている。

「ムサシ君は、彼女は居るのかな?」
「…居ない」

「好きな娘は、居るみたいだね」
「なんで、そんな事が解る!」

「間があったからね」
「…居ない」

「そうなの?ところでお腹空いてないかい?」
「大丈夫だ」

そう言ったムサシのお腹がぐぅ〜っと鳴る。
少し、顔を赤らめるムサシ。
シンジは、苦笑すると、ムサシに提案した。

「どうだい?これから僕のところに来て、ご飯でも食べていかないかい?」
「俺は、ここを離れるわけに行かない」

「でも、この間、うちの店来てたと思ったけど?」
「店?あっ!あの店の?!」

「そうそう、だから食べに来ない?御礼に何か奢るよ」
「そ、そうか…それじゃぁ、少し…」

シンジは、ムサシを連れ出す事に成功した。
背に腹は、代えられなかったらしい。



「も、もう駄目ぇ〜っ!」
「ま、マナ!」

シンジがムサシと店に入ったと同時に、マナの断末魔が聞こえた。
流石は、ムサシと言うところだろう。
その声だけでマナと確信し、声の方向へと駆け上がっていく。

マナは、ベッドの上で全裸で後ろ手に拘束され、うつ伏せでお尻を突き出した格好であった。
その股間には、2本の突起物がウネウネと蠢いており、その横にいる全裸のマユミがロータをマナのクリトリスに当て、乳首にもロータを当てている。

「な、何をしている!」
「あら?他人の家に土足で入るとは、貴方こそ、何をしているのですか?」

マユミは、ムサシの方へ振り返ると、眼鏡をキラリと光らせてそう言った。

「ま、マナを離せ!」
「貴方に、何故そのような事を言われなければならないのですか?ねぇ?マナさん」

マユミは、ムサシの方を見据えながら、マナのお尻を撫で、そこに刺さっているバイブを刺激する。

「はぅっ…お願い…い、逝かせて」
「ま、マナ?」

マナは、あと少しで逝く寸前のところでムサシに乱入され、蛇の生殺し状態だったのだ。
既に、何回も逝かされ、体は敏感になっており、マユミがどこを触れても感じてしまう。

「女の子の、裸をそんなに見ていたいですか?解らなくも有りませんが」

そう言ってマユミがニヤリと笑うと、ムサシは、そこには全裸の女性が二人しか居ないことに漸く気付いた。

「す、すまん」

そう言って背を向けたムサシの前に、シンジ達がこちらに来るのが見えた。

「これは、どう言う事だ?」
「え?マナちゃんの事?彼女は、マユミと出来てるってことかな?邪魔するのは無粋ってものだよ」

「そ、そんな…」
「取り合えず、何か作ってあげるよ。まずは腹ごしらえからだね」

ムサシは、シンジに連れられ店の方へと行く。
その時、少し前屈みとなっていたのは、若さ故だろう。



「焼き飯で構わないかな?」
「あ、あぁ…」

ムサシは、茫然自失としていた。
状況を理解出来ないのだ。

(マナは、ああ言う趣味だったのか?だから俺とも友達以上にはなれなかったのか?…)

「まぁ、取り合えず食べて。お腹空いてると、纏まる考えも纏まらないよ?」
「あ、あぁ…すまん」

ムサシは、焼き飯にスプーンを運ぶが、それが口まで到達することは、なかった。

「ところで、マナちゃんは、暫くここで働きながら、暮らすことになるけど、君はどうする?」
「え?なんでだ?」

「そろそろ、マナちゃんも降りて来るだろうから、少し話せば良いと思うよ。君が望むなら、ここにマナちゃんと隠れてても良いし」
「何故、俺が隠れて暮らさなければならない!」

「それは、僕より、君自身がよく知ってるだろ?」
「くっ…」

丁度、そこへマナとマユミが降りてきた。
既にシナリオは、マユミから聞かされていた。
マユミの事を「お姉さま」と呼んでいるのを見て、シンジは苦笑する。

「ムサシ…」
「マナ…」

それから、シンジは二人っきりで話をさせるために、カウンターの方へと移動した。
レイとマユミも、そこに居る。

「上手く行きそう?」
「マナさんは、大丈夫だと思いますが…」

「彼は、固執しているから?」
「いえ、既に人を殺めているため、その罪悪感に耐えられるかどうか」

「ところで、マユミ、なんで下着付けてないの?」
「マナさんもですよ。急いで服を着て参りましたから」

マユミは、ミニの黒いゴスロリメイド姿で、少し屈めば、お尻が丸見えであった。

「マナ達の話が終るまで、遊ぼうと思ってだろ?」
「ばれてましたか。宜しいですか?」

シンジは、レイとマユミをカウンターの中に入れ、左手でマユミの股間を、右手でレイの股間を弄くりだす。
二人共、脚を開き、シンジの指が挿入し易いように、シンクに手を付き、お尻を突き出す。
マユミは、既にマナとの行為でそこは、濡れそぼっており、シンジの指をすんなりと膣にも肛門にも受け入れた。

平然とした顔でマナ達の方を向いているが、徐々に顔が紅潮していく。
二人が、クリトリスを刺激され軽く逝った頃、マナがこちらを向いた。
シンジは、二人の股間から手を抜くと、お絞りで手を拭きながら二人の下へと行く。

レイとマユミは、それを見届けると、その場にへたり込んだ。

「シンジさん、意地悪です」
「…碇君は、優しいわ」

二人は、はぁはぁと荒い息をしていた。



「それで、話は、纏まったのかい?」
「トライデントと戦自は、どうするつもりだ?」

「戦自は、気が付かないよ。トライデントは、戦自が引き上げるんじゃないかな?」
「それで、お前に何の得がある?」

「ムサシ!」
「マユミの彼女であるマナが不幸になると、マユミが悲しむからね」

マナは、ムサシの言葉使いに怒ったのだが、シンジは、何も感じていないように答えた。
取り合えず、一月程様子を見ると言うことで、ムサシとマナは、ここに隠れ住む事になる。
暫くは、外出は禁止、店を手伝うのもそれからと言う話になった。

「一年の計は元旦にあり、十年の計は木を植えるにあり、百年の計は子を教えるにありってね」

シンジは、ボソリと呟いた。



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新世紀エヴァンゲリオンは(c)GAINAX の作品です。
拙著は当該作品を元に作成した代物です。
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